ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

8月25日(日)木曽駒ケ岳を歩く

2019年08月26日 | 山歩き
 昨日に続いて夏の終わりの山歩き。天気予報は晴れ

 今日の同行者は後輩のOzakiさん、中央アルプスはまだ歩いていないというので
 木曽駒ケ岳に2,956mになった。松本から高速道に乗り駒ヶ根ICで降りた。

 まず、通常のコースで伊那からロープウェイで千畳敷~稜線に上がり、中岳~山頂へ。
 その後は同じコースを戻るのではなく、サブコースとして濃ヶ池を周りたいと内心考えていた。
 同行者は脚力も根性もバリバリだから問題なし。
 ただし、昨日の疲れが残っている私に問題がなければということになる。


 高速道からみた駒ケ岳 馬の背から将棋頭山に雲がついている
 菅の台で駐車場(800円)に入れ、バスと千畳敷ロープウェイ往復券(4130円)を求める
 バスもロープウェイも待ち時間は30分ほどで進めた

 ロープウェイの終点駅までは、7分間であっという間に2,643mへ





 登山のツアーに混じって、ファミリーや若者のハイキング姿の大勢が行列で登る
 


 雲の隙間に富士山も見えたんだが・・


 浄土平

 ここから目の前に見えるはずの宝剣岳も天狗岩も霞の中 
 
 中岳に向けていく

 強い風にふっと中岳が現れる


 中岳も賑やか


 中岳を越えて駒ケ岳山頂へ向けて登り返す



 山頂(2,956m)方位盤はすり減って読めない


 駒ケ岳神社奥社にお参り


 御嶽山も乗鞍岳もそれとわかるが、槍穂高連峰は厚い雲の中





10時 早昼 お湯を沸かしてくれ、ラーメン入りスープとコーヒ

 主食はあさり飯のおにぎりと餃子



 馬の背方面をみながら、同行者に濃ヶ池に行きたいことを話す。
 地図を広げて説明、いいお天気だから行きましょうと了解してくれた。
 濃ヶ池は馬の背の尾根を1時間半、下らなければならない。




 

 ”気持のいい尾根道ネ”と言いながら下っていく



 ミヤマアキノキリンソウ

  ウラシマツツジの紅葉がはじまっている



 



 右手奥を振り返ると 宝剣岳と山頂.
左の尾根は伊那前岳から北御所金山道~北御所登山口へ

 ↓宝剣岳と天狗岩をズーム

   


 あの斜面の向こう側に池への分岐がありますと、濃ヶ池から上がってきた方が教えてくださる

 ↓白く飛び出た岩の下がルートらしい



 池を見下ろすことができた


 
 ここから更に進むと、聖職の碑の記念碑がある将棋頭山方面
(2000年7月13日~14日 宮田中学校の登山に依頼されて救護係として同行した。
                          遭難碑での供養に参加した)



 分岐の道標、ここから池まではほぼ水平道路だった


 池に着いた



 中学生の頃だったか、兄たちと遊んだ濃ヶ池の水は60余年前と比べて少なくなっているように思う・・
 木曽の日義村から登ってきて、この池で遊んでから馬の背へ、山頂へといったことを覚えている。






 池塘はミヤマイ(カヤツリグサの仲間)


 宝剣岳を池に映して「逆さ宝剣」はいかが!
 








 この草地は夏にはお花畑だったかも
   
 


 最盛期のトリカブト
     



     


 ミヤマリンドウ


 ヨツバシオガマ



伊勢滝コース分岐から宝剣山荘・乗越浄土へ急坂を登り上げる

 こんな梯子が3つ



 花を撮りながらゆっくり登る



   




 まだきれいなウサギキクが残っている



 トウヤクリンドウ

ここは天竜川や木曽川の源流部であり、この水は太平洋へ流れていく


 ミソガワソウ



 カラマツソウ





 コイワカガミの花のあと


 チングルマの花後


 濃ケ池より一段高い場所にある「馬飼ノ池」 ここもカールのようだ
 ちょうど雲が空いたところから陽が射して池がブルーになっている
   



 
 浄土平に着く、濃ヶ池から1時間半かかっているが、コースタイムだ。

 宝剣山荘を入れて撮る




千畳敷カールを下る
  
 草臥れた脚で急坂を下りるのは慎重に・・転落注意



 千畳敷カールの底に剣ヶ池


 稜線は雲が張りだして宝剣岳を隠している


 ロープウェイからバスに乗り換えて 
 急なカーブには35番から1番まで番号が振ってある・・酔わないように一番前の席を確保した
 途中に「北御所金山登山口」が目にとまった

 
 下山後の温泉は「早太郎温泉」でまったり・・




<付録> 
 その1 濃ヶ池コースの断面図






 その2 2000年7月 宮田中学校の登山のアルバムを開いてみました

 宮田村から北御所金山登山道を登り村営小屋で泊り、将棋頭山の遭難碑の前で供養~桂木場へ下る
 今の中学生も、ロープウェイを使わずに、登っているだろうか?






 7月の山の花をたくさん撮って貼り付けてある。
 初日はいろんな生徒たちの救護があったが、その子たちはロープウェイで降ろされ、2日目は私は暢気に花を撮っていたらしい。



 先生方と一緒に、左端が57才の私(宮田村からの要請で、信大病院から救護係として出向いた)
コメント (4)
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