2日目は高所順応の目的でイシタシワトル峰の4200m付近まで、トレッキングに。
早朝のメキシコシティー
メキシコシティの標高は、既に2200mあるのだ。
コルテス峠から眺める、入山禁止の活火山ポポカレペトル山・Popocatepetl 5,600m
日本の富士山に似た山
4200mまで登る予定のイシタシワトル峰 5,780m(?)は雲の中 ↓
メキシコの高山の森林限界は3800~3900mという。日本の北アルプスよりもずっと高い所まで松を中心とした針葉樹の樹林帯になっていた。
いつものように花を気にしながら歩いたが、乾季の今は花は期待できない。ここまで登ってくる道路脇には黄色い花のついた低木を沢山見かけた。またサルビアの仲間と思われる赤や青い花も目に付いた。
駐車場の案内板
標高3900mからトレッキング開始
デージの仲間の黄色い花が残っている
ドライフラワー状になっている花。アザミの仲間だろうか。
標高4000mで一人が高山病様症状が出現し、水分補給や梅干を食べたりして小休止した。他の皆さんも苦しそうだったが、ゆっくりと何とか4200mまで全員が登ることができ、そこで昼食にした。
朝食と昼食には、お握り弁当とサンドイッチ弁当を用意してくれたが、昼食を食べることができない者が何人かいた。
この日の高所順応は登り4時間、下り2時間のトレッキングとなった。
持参したパルスオキシメーターで測定したデータ(血中酸素飽和度・脈拍数)
メキシコシティ(標高2200m)➞最終地点(標高4200m)
71歳・私 93%・84回 ➞ 79%・96回 (平時;標高500mの松本ではで98%・72回位)
65歳・女 93%・96回 ➞ 78%・98回
出発前、ホテルでは全員測定したが、最終地点で測定できた2名だけのデータ。
高山病になった方が1人だけなんてよほどみなさんnemoさんはじめ慣れているのでしょうか・・・・
現地の高地民族じゃあるまいし・・・・(笑)
でもさすがに食欲がなかった方もいたんですね~
高地でも植物があって日本とは違うようですね~
高山病だけでなく、下痢や腹痛など消化器系の具合が悪くなった方は何人かいましたよ。木曾の百草丸が大活躍でした。
官界のメンバーではを 「今回のメンバーでは」に訂正します。