3日目は西穂高岳の独標往復が計画された。
2日間のハードな山行の疲れを和らげるため・・リハビリのような山歩きとなった。
今まで、どの同行者も西穂高岳にきちんと登っていなかった。ロープウェイの終点までとか西穂山荘までとかだった
西穂山頂は草臥れた我々にとっては危険度が高いので、今回は独標までと決めていた。
8:00宿~8:15白樺平駅・・8:30西穂高口—:9:30~9:45西穂山荘ー11:00独標ー12:00昼食12:45西穂山荘
―13:30白樺平駅ーーー平湯で入湯し、帰路へ

宿の前庭から笠ヶ岳方面をみる・・今日も小雨で山は霞んでいる

登山口とその近くに播隆上人像
今年は深志高校生落雷事故から50年前、昭和42年8月1日のことだった。
慰霊登山の皆さんが十数人準備体操中、その中に知り合いの方がいて挨拶を。

登り始めて1時間、西穂山荘が見えてきた

テント場の向こう奥が上高地への道になる

幕営地の脇の花たち
9:45 独標に向けて登り始める

右にやや平らな山頂の独標、その奥に尖った山頂を仰ぎながら登る

左に昨日歩いた笠ヶ岳の稜線が見えるはず・・

丸山を手前に仲間たち

多くの皆さんはここまでだが、眺望を楽しむことは残念ながら・・
標柱の向こうに笠ヶ岳を入れたが、山頂には雲が

県警ヘリが上空をグルグル2回,3回と・・何かあったのだろうか

チシマギキョウそれともイワギキョウ?

独標近く、岩が濡れているのでストックをしまって慎重によじ登る

独標の岩場にとりつくと中ほどに、小さな慰霊碑があった。
ここでは雷から逃げる方法がない・・怖かっただろう

11:00 山荘から75分で独標 直ぐ近くにあるはずの山頂は霧が濃くて見えない
山荘まで下りてくる途中に先頭の仲間から「これって、りンネソウ!?」という声
確かにそうだった。ボツボツと数株ほど、よく見つけたね!
ここでザックから花用のカメラを出して撮る
花冠は1㎝くらいの小さな花、花丈も10㎝位、かわいらしい素敵な花!
西穂にこの花があるとは思っていなかった。思いがけないプレゼントをもらった気分

昨年、裏銀の烏帽子岳で見つけて喜んだね。昔、白馬小蓮華岳で・・
このかわいい素敵な花を見つけると自然に歓声が上がる・・好きな花だ
西穂山荘に入って噂の?ラーメンを注文した。評判通りの味を期待したが・・
外人さんたちはカレーライスを食べている。あっちのほうが良かったかな・・

山荘近くにあった東邦大学医学部の診療所
12:45 下山開始

小さな沢のオオバミゾホウズキ
山荘まで1時間で登った道を、45分で降りてきて白樺平駅までロープウェイに乗る
その後、平湯のお気に入りの温泉に浸かり、松本へ、丸子へと戻った。