飼い主は 必死で犬を 捜すべし!!

先週は、雨や桜撮影で

いつもの河川公園に行く回数が減っていた風鈴コンビ。


そんな中、この河川公園では、また事件があったそうです。


その事件とは、「迷子犬事件」。

火曜日の夕方、リノアくんたちが雨模様の中、お散歩をしていると

リードをしていない一頭のラブラドールっぽい、薄い茶色のワンコを見かけたそうです。


すぐに保護しようと、近づいてみても、警戒して逃げてしまって全然だめ。



以前、保護したボーダーコリーさんは、自分から私たちのところにやってきたので

瞬時にリードをつけることができたけれど


警戒して、逃げるワンコさんだと、飼い主さんでないとなかなか捕まえるのが難しい。


結局、追いかけると逃げて、その時は見失ってしまったそう。


でも、飼い主さんなら、逃げることはないだろうし

捜している人がいないか、まず公園の管理事務所に問い合わせたそう。


でも、そんな連絡はないとのこと。


その日は、暗くなり行ったん家に帰ったというリノアくんのお姉さん。


お散歩していたいろいろな人からの情報で、その日の朝から、そのワンちゃんは河川公園を放浪していたらしい。

すぐに、高槻はもちろん、近隣各所の警察に、そういう迷子犬を捜している人がいないか問い合わせしまくったそうです。


もしも、捜している飼い主さんがいるなら、この河川公園のこのあたりで見かけたという情報を伝えてほしいと、お願いしたそうです。


飼い主さんが来たら、きっとそのワンちゃんも逃げずに出て来るはず。



警戒心の強いワンコさんの場合は、他人だと余計逃げちゃうもんね。



以前、黒柴のクーちゃんが行方不明になった時も、リノアくんのお姉さんが見つけて、

ある公園から移動させないように見守りながら、飼い主さんに連絡。


一週間も放浪していて、誰も捕まえることができなかったのに

飼い主さんの姿を見た途端、大喜びで駆け寄った。



やっぱり、そういうタイプの子もいるんでね。




迷子犬は、飼い主さんが捜さないかぎり、お家には帰れない。


だから、捜していることを祈って、警察や収容施設などに問い合わせがなかったか、電話で聞きまくったそうです。


しかし、答えは「該当する方はいらっしゃいません」とのこと。


ある近隣の警察では「もしかしたら、河川公園にワザと置いて行った。つまり、捨てて行った可能性もあるかもしれませんね」と、悲しいことを聞かされたそうです。


私がその事件を知ったのは、その翌日の水曜日の夕方。



リノアくんのお姉さんは、

その日の朝も、お腹が空いているだろうし、缶詰のドッグフードで近づいてくれないかなーと

思いつつ、探しまわったそう。


でも、近づこうとするとやっぱり逃げてダメだったそう。



そして、その日の夕方。

その話を聞いた私。


あいにくその迷子犬の姿はありませんでした。

河川公園で遊んでいる人に尋ねてみると、40分ほど前に川下側へ走っていったという。


私もいっしょに探しまわったけれど、その日は見つかりませんでした。


そして、翌朝5時頃、動きがあったそうです。



その日は、仕事で朝から出かけるリノアくんのお姉さん。

でも、出勤前になんとか、そのワンちゃんを保護できないかと、再び河川公園へ。


する、その時間の河川公園はほとんど人もいないせいか、

見える所にいたそうです。


逃げられないようにゆっくりゆっくり後をつけたそうですが


さすがにほとんど食事もしていないこともあり、体力落ちいているのか走って逃げることも

しなくなっていたそうです。


そして、あるヨシの茂みの中に。


隠れようと思ったのかどうかはわからないけれど、その茂みのせいで

それ以上すすめなくなり、その場でドテっとヨコになったそう。


でも、ヘタに近づいて、また逃げられたらもともこもない。


とりあえず、警察に通報して、保護してもらうようにお願いしたそうです。


しかし、専門のチームが出勤するのは、もうちょっと遅い時間で、それまでは無理だとか。



でも、その時間まで待っていたら、仕事に遅刻してしまう。


だけど、幸い職場に電話したら「今日はそれほど忙しくないから、大丈夫」と言われて

出勤時間を遅らせてもらったそう。


じっと長い時間待っている間に、その迷子の大きなワンちゃんも、そのうち心を許すように

持って行った缶詰のドッグフードを食べてくれたそう。


しかし、その後、疲労困憊なのか、コテンと寝てしまったそうです。

見た感じ、少し高齢っぽいレトリバーMIXみたいだと言っていました。




そして、無事に警察に保護されたそのワンちゃん。


その日の夕方、リノアくんのお姉さんから、無事に警察に保護されていると聞いてほっとした私。


今回の預り期間は、2週間だそうで、その間に飼い主さんが捜してくれないと困ったことになります。

保健所行きにはしたくないので、保護期間が終わると警察から返してもらうことになり

それまでに新しい飼い主さんになってくれる里親探しもしなくてはいけません。



でも、もう放浪して3日間も経っているのに、警察に届け出がないなんて

いったいどういうこと?


なんで、愛犬がいなくなったのに、必死で捜さないの?


警察にも届けないの?

河川公園の管理事務所にも問い合わせないの?


やっぱり捨てたの?

と、腹立だしい気持ちでいっぱいになりました。


声を大にしていいたい!!


飼い主なら、愛犬がいなくなったら、命がけで捜さんかい!!


なんとか、警察に預ける前にリノアくんのお姉さんが携帯で撮影した写真を送ってもらい

私のブログや迷子の掲示板に載せる打ち合わせをしたり

ボーダーちゃんの時のように、保護していますチラシを作って、飼い主以外からも情報が入るようにしないと・・・・なんて話していました。





そして、帰宅後その作業をしようと、パソコンに向かっていたところ

リノアくんのお姉さんから電話があって「今、警察から電話があって、飼い主が見つかりました」とのこと。


ああー、よかったと、胸を撫で下ろしました。


飼い主さん、捨てたんじゃなくて、ちゃんと捜していたんだ。


でも、前日に問い合わせた時点では、該当者はいなかったはず。



詳しい話を聞いてみると、飼い主さんは、ちょっと肉体的に広い距離を捜せなくて

家の近所は捜してたけれど、

家から少し距離のある河川公園などは、ご近所の人に捜してもらっていたそう。


ただ、そのご近所の人も、河川公園の管理事務所に問い合わせることもなく、土手の上から

キョロキョロみて、あーいないなぁと思って行っちゃったそうなんです。


そこで、河川公園にいる人や管理事務所の人に、聞いてくれていたら、もっと早く解決したかも。



で、もう3日経つのに見つからない、帰ってこないってことは、事故にでも合っているかも・・・。

と思って、偶然にも、河川公園で保護された夕方、保健所に問い合わせしたらしいのです。


で「その子だったら、警察に保護されていますよ」となって

無事にその夜、帰宅できたそうです。




まぁ、無事にお家に帰れたのでよかったんですが

なんでもっと早くいろんなところに問い合わせしないのよ。


もちろん、すぐにみつかると思っていたのかもしれないけれど

普通、一晩明けたら、食事もしていないし、衰弱もするだろうし、なによりそのワンちゃんがとっても不安やんか。



みなさんなら、もしも愛犬が行方不明になったら

すぐに捜すでしょうが、いつ関係各所に届け出とか、問い合わせをしますか?




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