雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

検査した 血尿出てる どうするの?!

2015-06-13 10:56:32 | 愛犬の病気と手作り食
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昨日は、原稿の締め切りがあったけれど、晴れたら午前中

鈴のエネルギー発散のために、ドッグランへ行って

戻ってきてから、原稿を仕上げようと思っていました。






が・・・・。



あいにくの雨。



ランに行けなくなったので、原稿を仕上げる時間が増えたと思ったんですが


そうだ病院へ行かなくっちゃと思い返しました。



実は、私はこの一年ぐらいずっと、更年期障害のの薬を飲んでいます。


それが2週間歩ほど前に切れて、以前よりも増して、ホットフラッシュの応酬にあって


毎日、数時間置き・・・・いやいやひどい時は1時間も経たないうちに、激しいホットフラッシュに襲われてフラフラになります。





それでいつも通っている婦人科へ行きたかったのですが

この2週間、その時間をとる余裕がなく先延ばしになっていました。





そうだ病院に行こう。


でも、病院ならまず動物病院だ。


と思い返しました。



先日、犬ドッグを受けた風ちゃんですが、膀胱結石を示唆されて、日を改めて検査に来るように言われていたのでした。


それに肝臓の薬も、出してくれていなかったし

それも言わなくっちゃいけないし


爪切や肛門絞りもやってほしいし。



もちろん、新たな動物病院探しもしている途中ですが、今の風ちゃんに空白の期間があるのは、ちょっと心配。


次の病院がみつかるまでは、今のところで診てもらうしかないかと思っています。




ママの病院か、風ちゃんの病院か・・・と考えたら、やっぱり風ちゃんを優先しました。



まぁ、ママの病気は更年期障害なので、しんどいけれど命にかかわることじゃないからね。



ということで、またあのオッサンのところへ行ってきました。


今日の診察は、羽生くん先生と、院長。



どっちになるかと思っていたら、どうも最近気に入られている感がある院長でした。


「まぁ、ええけどな。もうちっとも怖くないし」と心の中で私。




いつもやってもらえないので、診察室に入るなり

「今日は、爪切り、足バリカン、肛門絞りをお願いします。

そして、前回肝臓の薬、ウルソを続けるように言われましたが出ていなかったので

それもお願いしたいですし


膀胱結石の検査をするとおっしゃっていたのでそれについても…」


と伝えました。


するとオッサンは「オシッコは、してきたんですか?」と聞くので


「はい。家を出る前にしていました」と答えると



「いやー、検査するならオシッコをせずに溜めてきてほしかった」とオッサン。


「えっ?」と私。


「この前言っといたら、よかったな」と


(当たり前やがな。検査にくるように言われた時に「それは、普段の診察時間にくればいいんですか?」など、質問したのに

 注意事項を言わんかったやんか)と心の中でつぶやく私。




すると「まぁ、少し時間が経つと溜まるかもしれないので、先に爪切りなどをやりますから」とオッサン。


そして入れ替わりに動物看護士さんが入ってきて、風ちゃんの爪を切りはじめました。



爪切や足バリカン、肛門絞りは、かなり先延ばしにされていたので、やってもらえてホッとしました。





そして、それらが終わって、「しばらくお待ちください。院長を呼んできます」と動物看護士さん。


ても、診察室で待たされたままかなり時間が経ちました。



それはなんでか、私は知っています。


だって待合室の方から、院長が待合室にいる飼い主さんに説教している声が聞こえてくるんだもん。


(あー、またゆーたはるわ。犬に対してはこうしなきゃいけない、ああしてはいけないって、持論を展開してるわ。こりゃ長くなるわ)と思いました。


その間、診察台で待っている風ちゃんの足はブルブルブル。


立たせておくのが辛そうだったのでオスワリをさせたんですが、足が痛いのかプーさん座りになってしまっていました。




10分ぐらい待たされて、院長が入ってきました。


膀胱を触診して溜まっていたら、カテーテルを尿管に入れて、膀胱の尿を全部抜き出して検査するそうです。



そして風ちゃんを立たせて、動物看護師さんもいるので、風の下半身はオッサンと動物看護士さんに任せて

私は、風ちゃんの上半身を保定。


でも風ちゃん、また脱糞しちゃいました。


まぁ、しゃーないよね。



「カッチリとしたいい便だ」とオッサンほめてくれましたが


「この便は、あんたが反対している手作り食を食べての便ですから―」と心のなかでつぶやく私。






「尿も溜まっているようなので、検査をします」とオッサン。


カテーテルを入れるのに、少し風ちゃん嫌がりましたが、無事に尿の抜き出しに成功。


遠心分離機にかけて、成分を検査するそうです。



で、私と風ちゃんはしばらく待合室で待機です。




するとオッサンがやってきて、「見た目には黄色い透明感のある尿に見えたけれど、血が混じっていた。鮮血が尿の中にあった」と伝えてきました。


「それは、どういう病気なんですか?」と質問する私に


「もう少し、検査してから」と再び中に入っていきました。







そして、しばらく待った後

検査結果を渡されました。

●色調 yellow
●混濁 - 
●GLU -    (グルコース)尿糖
●BIL 1+   (ビリルビン)
●KET -     (ケトン体)
●SG 1.025  (尿比重)
●OB 3+     (尿潜血)
●PH 7.0    (ピーエッチ/ペーハー)
●PRO 30mg/dL  (尿蛋白)
●URO 0.1 E.U./dL (ウロビリノーゲン)
●NIT - (亜硝酸塩)
●WBC - (白血球)

どういうことでしょうか??


オッサンの説明によると、尿の中から結晶がみつからなかったとのこと。

ただ尿潜血が3+である事実と、PH 7.0と少しアルカリよりなので

エコーで映っていたものは、ストラバイト結石で膀胱の粘膜にへばりついていて

尿の中には出てきていないのではないか? という推測でした。

尿比重が1.025あるので、腎臓の問題もなさそうだとのこと。


「そのへばりついている結石で粘膜が傷ついて炎症を起こしているので血が混じっているのだろう」という見解。


このままもう少し、様子をみることになりました。



帰宅してから、ネットでこの尿検査の意味を調べました。

検査結果で-のところは、問題なしのところ。


色は、混濁もないので問題なし。
尿糖も、ケトン体も、亜硝酸塩も、白血球も問題なしです。

で数値が出ているところですが、病院でもらったものでは正常値がわからないので
ネットで出ているものをみつけたので比較してみました。


●ビリルビン 正常値(-) 風ちゃん1+
尿ビリルビンが陽性を示す病態
肝細胞性黄疸(肝細胞の障害)
閉塞性黄疸(肝外胆管の閉塞)
体質性黄疸

今風ちゃんは肝臓の数値も悪いので、肝機能障害の可能性が高いかもしれません。


●尿比重 正常値 1,015~1,050 風ちゃん1,025で問題なし

●尿潜血 正常値(-) 風ちゃん3+ これが問題ですよね。

●PH 正常値5,5~7,0 風ちゃん7.0 あれ?ギリ正常値やんか。

ということでph7がどれぐらいアルカリよりなのか調べてみました。



すると、「pHは酸性からアルカリ性の間に0~14の段階をつけ、酸・アルカリの度合い数字で表します。
pH7を中性(純水)とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性になります」とありました。


ということは風ちゃんの尿は、中性、純水のpHといっしょやん。

犬の尿は、弱酸性が良いとされているのでそういう意味では、アルカリよりなのかもしれないんですけど…。


うーむ。
で結石のpHを調べてみると
★ストラバイト結石  尿pHは、中性~アルカリ性

うーんやはりこの可能性もある、ただ抜き取った尿にはストラバイト結晶がなかったらしいし確証はないんですよね。

ほかにも

★シュウ酸カルシウム結石 尿pHは、酸性~中性

これも風ちゃん中性やから可能性はゼロちゃうやん。

★尿酸アンモニウム結石 尿pHは、酸性~中性

これもやん。


ただストラバイト結石は、尿pHが少し酸性になると溶けて自然になくなるらしい。

そう考えるとこの中なら、ストラバイト結石であった方が良いんですけど…。


●尿蛋白 正常値0~100mg/dl 風ちゃん30mg/dlで問題なし

●ウロビリノーゲン正常値0,1~1,0 風ちゃん0.1で問題なし




ということで整理してみよう!!


・血液検査で腎臓の数値は安定していたので、腎臓の病気は考えにくい。
・エコーで膀胱に、砂のようなものが映っていた。
・レントゲンでは膀胱にそれが映っていなかった。
・尿検査では結晶はみつからなかった。
・pHは中性
・ビリルビン1+
・尿潜血 3+

・風ちゃんは右腎臓のみを有していて、左腎臓は摘出している。
・肝臓の数値が少し悪く、ウルソを処方してもらっている



結局これだけではわからないので、様子をみることになりました。



検査と診察が終わって、受付で会計をした時に、肝臓の薬が出ていないので

「すみません。お薬は出ていませんか?」と尋ねました。


だって前回もお薬がその日で切れていたので、伝えていたのに出なかったんですもん。


受付の女性が、ちょっと戸惑った顔をして「薬ですか?院長に確認します」と席を外しました。



すると中からオッサンが出てきて「いやー、薬は出ないよ。そのまま様子をみていこうと…」と言うので

「えっ、そうなんですか?先日の血液検査で、まだ肝臓の数値が高いので薬を続けるとおっしゃていたので…」というと。


「あー、肝臓のことか。そうだそうだウルソね。あー、出してなかったね」と

やっとそのことに気が付いて、ウルソを出してくれました。



私が心の中で「おーい、大丈夫かい? 結局こっちがしっかりせんとあかんやんか」と叫んだのは言うまでもありません。




そうそううちの家庭菜園です。今回のブロッコリーは大きく開いたので、食べちゃいました。

もうすぐプチトマトが収穫できそうです。





最後まで読んでくださってありがとうございます。

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