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桜はそろそろ終盤。
昨日の近所の散歩では、道が桜の花びらの絨毯のようになっていました。
写真は、そんな普段のお散歩でのシーンです。
さて、昨日のブログで、風ママの研究テーマについて
私の目標は、「幸せに暮らしながら、社会貢献にもなる犬をこの国で増やすこと」かなーと今は漠然と考えています。
と書いたのですが、大前提になるのが、「犬が幸せに暮らす」ということ。
では「犬の幸せ」ってなんだろう?
その定義から考えていかなくては、あかんかもしれへん。
と思い「ワンちゃんの幸せな暮らしの定義」について、整理してみることにました。
まず「幸せって何?」ってことから考えなくてはいけません。
昔、さんまさんが「♪幸せ~って何んだっけ?なんだったけ?」
とCМで歌っていたことを思い出します。
このCМ、若い人は知らないよね。
まあ、そんな話は、さておいて
「幸せ」とは、自身が感じるものであって、他人には判断できない。
ましてや、言葉を話さない犬の幸せについては、わからないのが事実だと思います。
人間の幸せについては、同じ状況に置かれていても、その人の幸せ感度によって
幸福感が違っているので、正直その定義も難しかったりします。
では、ワンちゃんの場合はどうでしょう?
犬の幸せの定義を広く設けるとするならば、
不幸な状態ではない状態、苦痛を伴わない状態であることが、原則となるよな木がします。
それは、「動物の5つのフリーダム」がそれに該当するかもしれないと思います。
「動物の5つのフリーダム」とは、「The Five Freedoms for Animal」。
1960年代の英国で、家畜の福祉を確保する基本としてが定められたそうです。
英国では動物福祉法2006の第9条「福祉を保障するための動物の責任者の義務」として条文に、これらの内容が書き込まれているとか。
「動物の5つのフリーダム」については、このブログでも以前書きましたよね。
内容は、下記の5つ
その1 「飢え・乾きのない暮らし」
その2 「不快のない暮らし」
その3 「痛み・負傷・病気のない暮らし」
その4 「恐怖・抑圧のない暮らし」
その5 「本来の行動がとれる暮らし」
ワンちゃんの幸せの定義として、まずベースになるのは、
この5つが最低限守られていることではないでしょうか?
さらに、つっこんで「ワンちゃんの幸せ」について考えると
言葉ははなさないけれど、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが飼い主さんとワンちゃんの両方から、
分泌されているか
どうかでも判断できるかもしれません。
オキシトシンについても、以前このプログにも書きましたよね。
メディアで話題になったのは、昨年ぐらいからだけど
このブログで最初にオキシトシンのことを話題にしたのは2012年5月。
日本動物心理学会の発表で知りました。
もう5年も前のことになるんですね。
その時のブログは、こちら「「絆みる オキシトシンが 出てるかな?」
です。
ちなみに今年の日本動物心理学会は、東京大学駒場キャンパスで、2017年8月30日(水)- 9月1日(金)
『行動 2017』 として
日本動物心理学会・日本動物行動学会・応用動物行動学会・日本家畜管理学会・日本行動神経内分泌研究会合同大会に
なるみたいですね。
ぜひ行かなくっちゃ。
さて、話は横道に少しそれたけれど
飼い主との絆ができて、お互いに見つめ合うと幸せな気持ちを高めるオキシトシンが出るようなワンちゃんは
「犬の幸せ」を実感していると私は、考えるのです。
でもね。
オキシトシンが出ているかの調査では、採尿の必要があったりします。
うちのわんこに「オキシトシンを調べるから、今オシッコしてよ」と言っても、鈴と風愛は無理だろうなー。
男の子でマーキング好きの風ちゃんだったら、してくれたかもしれないけれど・・・。
ちなみにストレスに対しても、今までは「犬のストレスサイン」がどれだけ出ているかなど
行動での判断が多かったけれど
最近の研究では、唾液に含まれるアミラーゼで判断することも多くなってきたようです。
そうなると、今までは行動だけで判断されていた、犬のストレスサインやカーミングシグナル・・・
あくびをしたり、カラダを掻いたり、震えたりなど、いろいろあるけれど
他の時と、そのしぐさがあった時のアミラーゼを調べることで
行動とストレスの関係のエビデンスがとれるかもしれません。
そんなストレスが少ない状態であることも、犬の幸せの
定義のひとつになるかもしれませんね。
うーん、もうどこかの研究室ではやっているかな??
ただし、唾液を採取されることが、その犬のストレスになっていたら
正しいデータがとれないんですけれどね。
お散歩の帰り道に、ピンクの八重椿の花が落ちていました。
りんちゃんの頭にのっけて、ハイちーず。
鈴ちゃんは、帽子とかも平気だし
花を留めていなくても、じっとしてくれるのですぐに撮れます。
「次は、風愛ちゃんも」とパパ。
でも、風愛ちゃんは、洋服もあまり好きじゃないし、頭にのっけられるのもイヤみたい・・・。
なんとか撮影したショットです。
今日もお散歩楽しかったね。
お庭に帰って鈴と風愛です。
ワンちゃんも笑顔になると、幸せ感じているように思うのは、私だけ??
この時にオキシトシンが出ていたら、幸せの証明になるのかしら?
実感していることを科学的に証明するのって、なかなか難しいですね。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。