テレビ番組で、キューバに出かけた3人組が観戦した野球チームの名前が“Matanzas”。
ここで何かを感じて欲しい、一言が欲しい、わざわざカリブ海に出かけたのだからコメントがほしかった。
この地名の背後に何があったか、どんな歴史があったか。
「現在のキューバには、土着の純潔なインディオがいない、マタンサスがあったからである」
それにしても大変なことである、そして、これと同じことが、アフリカ・南アメリカ・インドそしてオーストラリアで行われていた、「クジラ」どころの話しではない。
ところが3人のタレントは「キャッキャッキャッー」、はしゃぐだけ、何も見ようとしない。
テレビのデレクター、ちょっと教えてやるべきだったのではあるまいか、この美しい景色の背後で何があったかを。
少しでも伝えていくことが必要かもしれない、それが、バランスの取れた国際センスのある日本人を育てていくことになるのではあるまいか。