「天使と悪魔」の著者・ダン・ブラウンはマグダラのマリアをイエスの妻と推測しているのだが、「ダ・ヴィンチ・コード」のヒロインのソフィー・ヌヴォーは、
「結婚したとは書かれていない」
すると、イギリスの宗教史学者リー・ティービングは、
「とんでもない」
最初の行を指差し、
「アラム語の学者なら、誰でも知っているが『連れ』とは、当時、『配偶者』を意味していた」
「さもありなん」、だが、それを認められない立場もあった、これでは「神秘と権威」が損なわれる、こういう発言をするグループの口を封じなければならない、それが、ヴァチカンとシオン修道会の1000年の戦いだったというのだ。
だが、「シオン修道会」がフィクションの産物、つまり、「でっちあげ」だと主張する意見が強くなっており、どうやら、こちらのほうが正しいようだ。