この動物はオオツノシカであるが、こうした大型の動物を狩っていく最中にケガをする者、イノチを落とす若者がいたことだろう。
何度かの狩をすれば、その数も多くなる、すると若い男女の比率は女が多く、男が少なくなり、男の選択権が強くなる。
そこで、比率としては小さい「金髪・青い目」の女性の稀少価値が増大する、つまり、引っ張りだこになる、こうして、彼女たちは、自分のDNAを伝えていくことに成功したのではあるまいか。
数世代数十世代の後に、極めて少数であり、自然の状態では、恐らく、0.2~0・3%の出現率であったものが、数%にまで上昇したのではなかろうか。
だから、日本の東北地帯のケースは、きわめて特殊で興味深い事例となる。