The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

日本の原風景 2

2009-08-14 10:14:28 | Weblog

 松本清張の「砂の器」にはライ病と戸籍についての問題があった、主人公はライ病の父親がおり、当時、ライ病の患者を持つ家は村八分にあった。
 
それで、父と子は、日本全国を放浪することになる、たまたま泊まった所が出雲の亀嵩の神社、作家はどこで、このヒントを得たのであろうか。

 かつてライの病者は、家族・親類から見捨てられ、わずかの路銀を持たされて放逐された、彼らは四国八十八箇所の巡礼を続け、赤々と空を染める夕日に向かって、死後の世界の幸福を祈る、そして、そこで死ねば道端に埋められた。

 これが、つい最近までの日本の原風景であった、歴史に一行の記載もなく、消えていった人々のなんと多いことか、松本清張という作家は、そこにスポットライトを当てた。






































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































病者











































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































のであろう