
これほどの運動、愛宮神父の努力と工作、そしてドイツ人クリスチャンの応援があったからだろう、
「すばらしかった」
七日間の接心が終った、
「ヨコハマに かえろうか」
すると、スペインのあのシスター、まっすぐに、見つめて、
「ごケンコウとごカツヤクを おイノリしております」
「うっうっうっ」
ピネリー山脈の初雪のような白いハダ、
ワン・パック 2200円のアマオウのようなクチブル、
「200エンは なんだい」
「ショウヒゼー ヒョウヒゼー」
ウスムラサキのワンピース・・・
バスに乗らずにふもとまで歩いた、
100億光年の宇宙
火花の出会いと別れ・・・
愛宮神父、
ホラドン、
アキヤマさん、
そして、
「世界中から集まった 美しき人々・・・」
「いつか どこかで会いたいものだ」