The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

14 本門と迹門 

2021-11-01 10:36:09 | 世界経済
 

 「さて ヨーロッパには 立派な体系が存在しましたが この国ではどうでしょうか」
 だから、講義の後で、
 「日本にも 上り道の体系 立派に存在しています」
 「・・・」
 「法華経の本門と迹門・しゃくもん です」
 少年の時の悲しみがよみがえる。

 次の講義、 
 「上り道と下り道の体系 日本にもありました」
 「・・・」
 「浄土門の往相と還相げんそう です」
 講義の後、
 「センセイ ずるいですよ」
 「ふふふ」
 「・・・」
 「わたしにも 立場というものがありますからね」
 そして、
 「第三土曜日に 京橋のホテルで研究会を開いています よかったらいらっしゃい」

13 An up road to modern world

2021-11-01 10:12:53 | 世界経済
  

It would seem that A.Smith's love united citizen and society had prevailed over that era and opened for us the one way to save humanity. 

 ヨーロッパの中世では、神が絶対で、
 「すべてが神によって根拠づけられた」
 しかし、
 「近代はヒトの時代・ヒトの社会 この市民社会を根拠づけなければならない」

 そこで、A・スミスは、市民社会への上り道の体系を考えた、それが、
   1,神学
   2,倫理学  
   3,法学  
   4,経済学

 1の神学は神についてだが、
 「近代社会では 神さまは行方不明 そこで ヒトは『いかに生きるべきか』 自分で考え化ければいけない」

 しかし、強制力がなければ規則をやぶる者が出てくる、そこで、
 「法学が必要になる」
 人間の社会を秩序づけるモノは法学、だが、
 「衣食足りて 礼節を知る」 
 「倉廩満ちて 栄辱を知る」

 人間社会・近代社会を秩序づけるものは経済学となる、
 これが 
 「スミスの上り道の体系」