西側世界は、一貫して、イスラエルを支持してきた、それは、なぜか。
アメリカ・イギリスを中心とする自由貿易諸国にとって、最後の障害がイスラム世界、これを分裂し解体しないことには、ヨーロッパ化は完成しない。
あの厄介な伝統国家・ニッポンは屈服させた、ファシズムやコミュニズムは破壊した、残ったのがイスラム教を中心としたイスラム世界、だから、イスラエルは西側のアンテナショップであり、アラモのトリデ、アラモのトリデはどうなったんだっけ。
今回、結果をあせったイスラエル政府、国連が援助している病院や学校までも砲撃し、多くの女性や子供を殺害する、じっと耐えるパレスチナの人々、手足をもぎとられた病人を運ぶ男たち、世界中が見ていた、だから、世界の各地で抗議デモが発生、だが、どうしたことか、新聞やテレビ、あまり取り上げようとしない。
こんな時にはネット、ネットの出番、ドイツでは、
「ユダヤ人を ガス室に 送れ」
これまでのタブーが破られた、終に、あの封印が外されたのだ。
世界大戦の被害者をカンバンに、やりたい放題だったイスラエルに対する世界の態度が変わりつつある、必死に耐えたガザの少年たちのナミダが世界に伝わった。
そんな折、イランの宗教的指導者の声明、これまでの西側の秩序が壊れ、
「新たな秩序が 生まれつつある」
まったく、いいタイミングじゃあないか、ニッポンの政治家も、このぐらいやってもいいんだがね。