平成が去っていく、さびしいものだ、じわじわと来る。
ヨコハマのマチが、ヨコハマのミナトが、そうそうあのサンマーメンが お気に入りのカフェが、まるごと去ってゆく・・・
ヨーチエンで、
「レーワ・レーワ・レーワ」
キャピキャピの女子中学生は、
「わたしたちの時代よ」
女子高生に向かって、
「そうでしょ おばさん」
「キイー なんですって」
ナカが悪いのだ、シッポの見えそうな短いスカートで、
「そこのけ そこのけ フトモモがとおる」
この子たち、どうなるんだろう。
しかし、これが祭政文化なんだ、この国の先人たちは、なんというものをセットしたんだろう。
「まるで 舞台のように ひとつの時代が」
「まるごと 向こう側に 去ってゆくのだ」
ゆーわ・ゆーわ。
「なんだか いい時代になりそうじゃあないか」