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ミロク君、
「当時の関西が驚くほど国際的であることが伝わってくる」
「そうそう君の研究に『青い目の日本人』があったね 関西で出ていなかったかい」
「ほんの ちょっぴりだ」
「関西には多くの外国人が来ていた 今でもヘンなのがいるだろう」
「空海の中国語は こちらで中国僧から習ったんだろう」
「サロンやサークルが あったんだ」
「空海の青春 興味あるね」
「ああ 恋愛のひとつもほしいね」
「空海 文章がいい
悠々たるかな悠々たるかな はなはだ悠々たり
生まれ生まれ生まれて 生の初めに暗く
死に死に死んで 死の終わりに暗し・・・」
「おどろくほど近代的だ 自由でハツラツとしている」
「言葉や思想に とらわれていない 後半の思想・理論よりもいい」
「仏法について語りすぎると仏法から遠くなる」
「まったく」
「あれは どーだい」
「道元かい こまったひとだね 多くの人々が 彼の言葉に引きずり回されている」
「禅なんてそんなもんだよ おっと禅宗ね」
ヨコハマのオトコ・ミロク君は、
「たいしたことはない」