ピラミッドに目がついた「ホルスの目」は、イルミナティのシンボルで啓蒙思想家が使用していたのだが、フリーメイソンも、しばしば引用している。
だから、啓蒙思想家を共通項として、イルミナティとフリーメイソンには通じるものがあり、キリスト教に反発することにより、ヨーロッパ近代社会を建設してきたのではあるまいか。
だから、その期間は、やはり、秘密結社としての機能が十分に発揮されていたのではあろう。
「ホルス」は、エジプトの主神で天空神、それは隼の頭をもつ人間として表現され、王権の守護神であり、ファラオは、必ず、ホルス名を所有していた。
「ホルスの目」は、護符のひとつで、健康・豊穣・完全性のシンボルとして扱われている。
エジプトからローマ帝国・ゲルマン世界・アングロサクソン社会、そして近代へと、意外とエジプトの文化が引き継がれているのではなかろうか。