こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

急募 アルバイト情報

2013年07月17日 18時15分33秒 | Weblog
急募 アルバイト情報(10月くらいまで)

内容:配達
時間:am10:00-pm18:00(基本的には月~土曜日)
期間:10月くらいまで
未経験者:可
年齢:50歳まで
 理由:お米の入荷の時に、手作業で1袋ずつ運び入れるため
    店内で30kg袋の移動が、頻繁にあるため
    飲食店などに30kg袋の配達があるため
作業内容:配達が中心、接客・袋詰め・販売など(全般作業)もあります
時給:1000円(昇給あり)
交通費:支給
昼食:あり(ただし簡単なもの)・持ち込みも可
普通免許:必要
原付免許:必要
お問合せ:詳細を聞きたい方は、スズノブまでご連絡ください
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農家と連携 アイガモプリン 卵活用 手取り確保へ

2013年07月17日 16時32分20秒 | Weblog
もう一つ、日本農業新聞e農ネットに「農家と連携 アイガモプリン 卵活用 手取り確保へ 広島市の乳業会社 (2013/7/17)」という、面白い記事があった。

内容は以下の通り
広島市の乳業メーカー・砂谷(株)は、アイガモ農法に取り組む稲作農家と連携し、アイガモの卵で作った「昔ながらの愛鴨(あいがも)家の卵ぷりん」の製造・販売に乗り出した。
稲作が終わる秋に採卵し量産する方針だ。

同市でアイガモ農法に取り組む農家は、稲作後にアイガモを島根県に運び食肉処理して販売するため、輸送コストがかさみ、利益が低いのが課題だった。

農家の手取り確保に向け、同社はアイガモの卵に目を付けた。
県の菓子製造の認可を機に、自社製造の第1弾商品としてプリンの開発に乗り出した。
「家庭で作る昔ながらのプリン」をテーマに、凝固剤などを使っていない。
アイガモの卵は鶏卵と比べ「サイズや色のばらつきの差が大きいため、均等な分量を割り出すのに苦戦した」(同社)。

プリンは1個300円(80グラム)で今年5月に一部で売り出した。
採卵量が少ないため、地元の直売所での限定販売としたが、評判が良かったことから、本格的に製造・販売することにした。
営業部長の野上勝明さんは「稲作農家の助けにもなるので、今後もプリン作りを続けたい」と話す。
というもの。

なるほど、面白い考え方。
参考になる生産者も多いいだろう。
卵を使う料理になら、なんでもイケるかも。
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[鳥獣害と闘う] 対策指導者50人育つ 県内各地で“司令塔”

2013年07月17日 16時20分57秒 | Weblog
これが今日最後の日本農業新聞e農ネットからの記事となるが、先ほどと同様で[鳥獣害と闘う]のシリーズに、「対策指導者50人育つ 県内各地で“司令塔” 宇都宮大養成プログラム (2013/7/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
栃木県の宇都宮大学が県との連携で人材養成する鳥獣被害対策の指導者「鳥獣管理士」が、スタートからの4年で50人を超え、県内で活躍している。
同大学が「里山野生鳥獣管理技術者養成プログラム」を創設。
1年間の講義と現地実習で、専門的な知識・技術を身に付け、一般社団法人・鳥獣管理技術協会(宇都宮市)が鳥獣管理士として認定する。
大学が鳥獣害対策の指導者を育成するのは、全国的にも珍しい試みだ。

鳥獣管理士は全体で51人いて、このうち7人は女性だ。
県や市町村の職員の他、猟師や農家もいる。
集落で取り組む鳥獣害対策の指導・助言が主な役割で、昨年は、佐野市や益子町などで集落学習会の講師を務め、那須塩原市や日光市、鹿沼市では防護柵の設置を手伝った。
町全体の鳥獣害対策の“司令塔”として活動する鳥獣管理士もいる。

養成プログラムは2009年にスタートした。
1年間の総学習時間は120時間を超える。
座学では、農作物被害の実態や害獣の生態、対策に関する制度を学ぶ。
現地実習では、効果的な被害防止の手法や追い払い方法、害獣を寄せ付けない集落管理の方法を身に付ける。
鳥獣管理士になった後でも、定期的に研修会を受講でき、技術レベルを高めることができる。

同大学は、高度な研究成果の還元や人材育成を通じて社会貢献しようと始めた。
このプログラムは全国で唯一、文部科学省の支援を受ける。

担当する農学部の小金澤正昭教授は「鳥獣害対策の現地指導ができる技術者は、全国的に不足している」と指摘。
その上で「現場の実態に合わせた指導・助言ができる人材が育ってきている。鳥獣管理士の横のつながりを強め、対策の高度化・効率化につなげたい」と期待を寄せる。
というもの。

自分も時間があればやってみたいのだが、そんな時間は無いので、ここから生まれる指導員に期待するしかないな。
自然を相手にする場合、野生動物を相手にする場合、排除ばかりを考えてしまうと、どうしても良い結果にはならないし、なぜか排除できない。
「何故そこに来るのか」「どうしてなのか」
それを、まず知ることが大切だと思うのだが。
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土と食塩混ぜ“甘い”誘い 鹿捕獲 効率的に

2013年07月17日 16時05分19秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに[鳥獣害と闘う]というシリーズがあり、今回そこに「土と食塩混ぜ“甘い”誘い 鹿捕獲 効率的に 長野県農試 (2013/7/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
長野県農業試験場は、野生鹿を土と食塩の混合物でおびき寄せ、くくりわなで効率良く捕獲する方法を開発した。
鹿が出没する農地や牧場で、わなの近辺に混合物を配置する。
同県松本市内2カ所の試験では、慣行のわな捕獲と比べ効率向上が鮮明だった。
捕獲した個体を搬出しやすい場所にわなを設置できる利点があり、同試験場は捕獲強化の有効手段として普及指導を進める。

混合物は、鹿の新鮮なふんが確認できるような頻繁に出没している場所に配置する。
食塩と土を1対5の割合で混ぜて地面に置き、そこから50センチから1メートル放した場所にわなを設置する。
混合物は3リットル程度が適量という。

同試験場が2012年6、7月(46日間)に松本市の農地周辺で実施した試験では、混合物区5カ所で鹿を5頭捕獲したのに対し、慣行区3カ所で1頭にとどまった。
また、同市の公共牧場で10、11月に実施した試験では、混合物区7カ所(稼働延べ117日)で計6頭、慣行区6カ所(同100日)で2頭と、混合物による誘引効果が明らかだった。

くくりわなは獣道に設置するのが一般的だが、傾斜地の場合は、わなにかかった後につられて死亡したり、捕獲個体の搬出が困難だったりして効率が悪い。
混合物を使えば搬出や見回りがしやすい場所で捕獲でき、高齢者や経験の少ない狩猟者でも取り組みやすい。
また、熊やイノシシは食塩混合物に誘われないため錯誤捕獲が少ないという。

混合物を使う捕獲は、周囲の植生への影響を配慮する必要がある。
他の獣種のマーキング(におい付け)に影響される場合もあり、同試験場は相談に応じている。
問い合わせは同試験場(畜産試験場駐在)、電0263(52)1188。
というもの。

色々な捕獲方法があるものだ。
熊やイノシシは食塩混合物に誘われないなんて、見つけたことも凄いし、どうして判ったんだろう。
罠にかかって死んでしまうと可哀想だし、罠には色々な問題もあったが、「見回りがしやすい場所で捕獲でき、高齢者や経験の少ない狩猟者でも取り組みやすい」というのは、物凄く嬉しい。

野生動物を、なるべく傷つけないままで捕獲できる方法が、もっともっと普及していくと良いと思うのだが。
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土と食塩混ぜ“甘い”誘い 鹿捕獲 効率的に

2013年07月17日 16時03分26秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに[鳥獣害と闘う]というシリーズがあり、今回そこに「土と食塩混ぜ“甘い”誘い 鹿捕獲 効率的に 長野県農試 (2013/7/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
長野県農業試験場は、野生鹿を土と食塩の混合物でおびき寄せ、くくりわなで効率良く捕獲する方法を開発した。
鹿が出没する農地や牧場で、わなの近辺に混合物を配置する。
同県松本市内2カ所の試験では、慣行のわな捕獲と比べ効率向上が鮮明だった。
捕獲した個体を搬出しやすい場所にわなを設置できる利点があり、同試験場は捕獲強化の有効手段として普及指導を進める。

混合物は、鹿の新鮮なふんが確認できるような頻繁に出没している場所に配置する。
食塩と土を1対5の割合で混ぜて地面に置き、そこから50センチから1メートル放した場所にわなを設置する。
混合物は3リットル程度が適量という。

同試験場が2012年6、7月(46日間)に松本市の農地周辺で実施した試験では、混合物区5カ所で鹿を5頭捕獲したのに対し、慣行区3カ所で1頭にとどまった。
また、同市の公共牧場で10、11月に実施した試験では、混合物区7カ所(稼働延べ117日)で計6頭、慣行区6カ所(同100日)で2頭と、混合物による誘引効果が明らかだった。

くくりわなは獣道に設置するのが一般的だが、傾斜地の場合は、わなにかかった後につられて死亡したり、捕獲個体の搬出が困難だったりして効率が悪い。
混合物を使えば搬出や見回りがしやすい場所で捕獲でき、高齢者や経験の少ない狩猟者でも取り組みやすい。
また、熊やイノシシは食塩混合物に誘われないため錯誤捕獲が少ないという。

混合物を使う捕獲は、周囲の植生への影響を配慮する必要がある。
他の獣種のマーキング(におい付け)に影響される場合もあり、同試験場は相談に応じている。
問い合わせは同試験場(畜産試験場駐在)、電0263(52)1188。
というもの。

色々な捕獲方法があるものだ。
熊やイノシシは食塩混合物に誘われないなんて、見つけたことも凄いし、どうして判ったんだろう。
罠にかかって死んでしまうと可哀想だし、罠には色々な問題もあったが、「見回りがしやすい場所で捕獲でき、高齢者や経験の少ない狩猟者でも取り組みやすい」というのは、物凄く嬉しい。

野生動物を、なるべく傷つけないままで捕獲できる方法が、もっともっと普及していくと良いと思うのだが。
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「パックご飯」販売好調 高まる小容量ニーズ 各社とも積極的に商品化

2013年07月17日 15時42分49秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「「パックご飯」販売好調 高まる小容量ニーズ 各社とも積極的に商品化 (2013/7/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
無菌包装米飯の小容量パックの販売が増えている。
これまで主流だった200グラムパックよりも一回り小さい100~150グラムパックで、従来の商品では容量が多過ぎるという高齢者や女性のニーズに対応。
各メーカーは製造施設の増設や新商品の開発を進めている。

食品需給研究センターの調べでは、2012年の無菌包装米飯の生産量は前年比6.2%増の11万6999トンとなり、3年連続で増えた。
東日本大震災後に拡大した消費が定着。
その上、中食の増加で利用される機会が増えているとみられる。

06年に小容量パックを発売したサトウ食品工業は、「かる~く一膳」シリーズ(130グラム)、「こだわりコシヒカリ小盛り」(150グラム)などを販売。
11年の売り上げは5億4100万円に達した。
今年3月には需要増を見越して、新潟県聖籠町の工場に小容量パックの製造ラインを増設した。

同社は「11年度の小容量パックは無菌包装米飯全体の4%程度だったが、徐々に割合が増えているという実感がある」と話し、小容量パックに手応えを感じている。

100グラムずつ小分けできる「パパッとライス」シリーズを販売するはごろもフーズは、6月から「やんわかごはん」をシリーズに追加し、高齢者や柔らかめの米飯を好む消費者に一層の普及を図る。

包装米飯メーカーのウーケは5月から、小容量パックに対応した製造ラインを稼働させ、100~120グラムに小分けできるパックの生産に乗り出した。
テーブルマークが9月2日に投入する新商品「たきたてご飯 北海道産ゆめぴりか」も1食150グラムとなっている。
というもの。

「パックごはん」が広がっていくのは、米業界にとってはマズイ事だという事を、どれだけの人が判っているだろうか。
その部分を書き始めると、物凄いページが必要となってしまうので、個々では書くことは避けたいが、自分の講演などを聞いている人たちなら、多分言っている事の意味は判る事だろう。

「パックごはん」でも、「パンを食べるよりはマシ」という声も聞こえてきそうだが、そんな簡単なことではない。
潰れていく産地が、日本のあちらこちらから出ると思っても間違いではない。
それほどアズイことなのだ。
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関税交渉参加できず 日本政府方針は説明へ

2013年07月17日 15時35分51秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「関税交渉参加できず 日本政府方針は説明へ マレーシアTPP会合 (2013/7/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
マレーシアで行われているTPP第18回交渉会合の関税交渉に、日本が参加できないことが分かった。
関税交渉は15~19日に開かれるが、日本が交渉に参加できるのは23~25日のため。
林芳正農相は16日の閣議後会見で「19日までで全て決まるということではないだろう」との見通しを示し、「(関税を扱う)市場アクセスの分野を含めて多くの重要な論点がまだ交渉継続中。しっかりと対応していきたい」と述べた。

交渉会合の日程はマレーシア政府が発表した。
投資、競争政策、金融サービスなど少なくとも7分野では、日本が参加するまでに交渉日程が終わる。
日本の参加が遅れれば、ルール作成に関与できる余地が狭まることになる。

今回日本は、初めて入手する交渉の詳細情報の分析作業を行う。
甘利明TPP担当相は同日の閣議後会見で「参加国との情報格差を一刻も早く埋め、この会議を通じて安倍政権の方針を各国に説明する」と述べ、今回の会合で日本政府の主張も伝える考えを示した。

農産物の重要品目の扱いについて甘利TPP担当相は、米麦をはじめとする重要5品目などを関税撤廃対象から除外するよう求める衆参両院の農林水産委員会の決議を「重く受け止めて、その上で最大限国益に資する交渉をしていくことに尽きる」と述べた。
林農相も「決議の趣旨を踏まえることが国益を守っていくことになる」との見方を示した。
というもの。

なんか面白くなってきた。
日本に好き勝手にされないように、各国が足並みをそろえている感じがしている。
途中まで進めていたルールを、後から来たものに掻き回されるのは、誰だって腹が立つのは当然なのだから。
その中で日本は、どういう対応をしていくのだろうか。

政府の実力が試され、本音が見えるときだな。
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TPP「不十分」9割 比例 自民49%、民主8% 農政モニター意識調査

2013年07月17日 15時30分06秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネット「TPP「不十分」9割 比例 自民49%、民主8% 農政モニター意識調査 (2013/7/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
日本農業新聞は、本紙農政モニターらを対象にした安倍内閣と参院選に関する5回目の意識調査結果をまとめた。
21日に投開票が行われる参院選の比例代表の投票先を聞いたところ、自民党が49.4%と6月下旬に行った前回調査に比べて3.8ポイント上がり、1桁台の他の政党を大きく引き離した。
環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に関する各党首や幹部、候補者による論戦については92.7%が「不十分」と回答し、議論が深まらない現状へのいら立ちを示した。

自民党に続くのは、民主党の8.6%(前回7.6%)、共産党6.0%(4%)で、生活の党4.3%(2.7%)がみんなの党4.3%(2.4%)と並ぶ4番手となった。
社民党(2.2%)、公明党(2.1%)、みどりの風(1.2%)、日本維新の会(1.0%)はいずれも1.7%だった。

ただ支持政党別で見ると、自民党支持層で自民に投票すると答えたのは88.1%で、自民党も支持層を固めきれていない現状が浮かび上がった。
自民支持層の4.6%は「決めていない」、0.9%は「投票しない」と回答した。

自民支持層でも、TPP交渉参加に関する各党首らの論戦について、全体を上回る93.6%が「不十分」と答えており、TPP問題などが影響しているとみられる。

参院比例代表の投票先を「決めていない」と答えた人は17.2%おり、情勢は流動的だ。

TPPに関する各党首らの論戦に関しては、「十分に行われている」との回答は2.6%にとどまった。
日本が7月下旬からTPP交渉に参加することの賛否については、反対が61.4%で、賛成(13.3%)を大きく上回った。

本紙農政モニターと集落営農組織・農業生産法人代表のうちファクスまたはメールでアンケート可能な426人に9日以降に調査票を送り、233人から回答を得た(回答率55%)。
職業は専業農家43%、兼業農家27%、JA役職員6%などで、男性69%、女性31%。
というもの。

自分は、結構TPPの内容については確認している方だろうと思うが、その自分でも、明らかに説明不足だし、内容もあいまいだし、撤退についても微妙で、どれを見ても不十分というのは確かだと思っている。

グレーのままで進めていくというのは、どんなものでも駄目で、決して良い結果にはならないのが普通である。
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良食味品種

2013年07月17日 14時32分27秒 | Weblog
「良食味品種」て、どんなお米なんですかというメールがありましたので、お伝えいたします。

食べるための作物において、「おいしさ」を構成するいくつかの判断指標を総合して示される「食味」が、優れている品種をいいます。
単一品種をそのまま販売したり食べたりしていることの多いお米(水稲)において、以前から使われています。

しかし、そのお米でも、加工用に利用される品種や、一般的に食べる品種であっても、複数の品種をブレンドして利用される場合には、基本的に「良食味品種」という言い方はしていません。

(財)日本穀物検定協会は、毎年2,000ha以上作付けされている水稲品種について、官能検査による食味検定を行ない、銘柄品種の食味ランキングを発表していています。
また、品種育成を実施している研究機関でも、育成系統から良食味のものを選抜するために、食味試験が行なわれています。

一般的には、炊飯米の外観に光沢があり、食べたときにはあまり硬くなく、粘りがあるものが良食味とされる場合が多く、「コシヒカリ」はこのような特性を備えた代表的な良食味品種だといえるでしょう。
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冷害ってなんですか

2013年07月17日 14時17分08秒 | Weblog
冷害ってなんですか。今でもあるのですかという5年生からの質問がありましたので、お伝えいたします。

耐冷性に強く良食味品種の開発や、冷害早期警戒システムの構築など、冷害克服のための研究は、いまだに続けられています。
1993年に全国的に異常気象が頻発して大冷害となり、作況指数が全国で74、北海道で40、東北で56、被害総額は全国で9,791億円となりました。
まだ記憶に新しい2003年にも冷害となり、作況指数が北海道で73、東北で80、被害総額は北海道で460億円、東北で1,425億円となっていることから、今でも冷害はあると考えてよいと思います。

冷害とは、夏季の冷温少照のために農作物の生育がいまくいかず、収量を損なう害をいいます。
冷害は、凍害・霜害と同じで低温による被害ですが、氷点下で起こる被害と、0℃以上で起こる被害とでは、生理的なメカニズムがちがっていることから、凍害・霜害を誘起する氷点下の温度を「低温」、冷害を誘起する常温域の温度を「冷温」と区別することが正確であろうとされています。

冷害はおもに、生育期間の寒冷、低温、霖雨(長雨)、早冷、降霜、日照不足により引き起こされ、夏季の天候不順が主因の場合が多いです。
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佐賀米通信が届きました

2013年07月17日 11時36分08秒 | Weblog
佐賀県東松浦農業改良普及センターより、産地情報が入りました。

北部九州は、先週梅雨明けし、以降真夏日が続いています。
お陰様でイネの生育は良好ですが、猛暑の影響が心配になってきます。

【佐賀日和通信】を作成しましたのでお送りいたします。
うまく定点で撮れていませんが、その写真も掲載いたしました。(畦畔の雑草とジャンボタニシの卵は気をつけます)

【佐賀日和通信】

○山間早植え水稲

“天川コシヒカリ”
まもなく、穂肥の時期を迎えます。
 
田植えが行われた5月。降水量が少なく、田植えが遅れた圃場があったものの、気温が高く、日照時間も多かったため初期の生育を確保することができました。
 
田植え後の研修会

中干しを行い、無効分げつを防ぐとともに、土壌に酸素を送り込みます。

中干し(7月10日)

先日、穂肥研修会を行いました。適期に穂肥を行うことで、幼穂に栄養を与えます。
この日はまだ、幼穂の確認はできませんでしたが、梅雨明けし、葉色もさめ始めました。適期に適量、肥料をやって、おいしいお米をたくさんつくっていただきたいと思います。


○普通期水稲
“夢しずく”“ヒノヒカリ”“さがびより”

5月。
日照時間は全般に平年を大きく上回り、特に中下旬の気温は高く、すくすくと苗は育ちました。
天候に恵まれたため、がっしりと力強い苗となっています。

さがびよりの苗(写真は田植え中のもの)

6月。順番に、田んぼへ水が入っていきます。乾いた大地が徐々に潤う、1年に1度の風景です。これから米づくりが始まります。
5月は降水量が少なく、水不足が心配されました。しかし、5月28日の梅雨入り以降は適度な降雨があり、米づくりに備えることができました。

相知町長部田

田んぼに水が入ると一斉に代かきが始まります。これから約4ヶ月間、米づくりをするための土台を丁寧に作っていきます。

相知町上園

代かきが終わるといよいよ田植えが行われます。「夢しずく」「さがびより」「ヒノヒカリ」と順番に、品種ごとに適期に田植えが行われました。

相知町上園

植えたての苗は、一見弱々しく見えます。これからしっかりと根を張り、自然の恵みを受けて、大きく生長していきます。その様子を今年も見守っていきたいと思います。

相知町長部田 さがびより

6月は全般に気温が高く、活着は良好、分げつも順調に行われました。

相知町上園 さがびより

6月8日植え圃場 相知町長部田 さがびより

6月18日


7月3日


7月12日

6月は気温が高かったものの、寡日照の日が続き、一部の田んぼではやや徒長気味の生育となっていました。

北部九州は、平年より約10日早い7月8日に梅雨明けしました。梅雨明け以降は真夏日が続き、日照時間も大幅に増えています。


相知町長部田(7月12日) さがびより


相知町上園(7月12日) さがびより

毎週行っている生育調査において、7月12日の調査では、一週間前に比べて3品種とも草丈が10cm以上も伸びており、茎数は約1.7倍に増えるなど生育は旺盛になっています。

6月16日植え圃場 相知町上園 さがびより

6月18日


7月12日

先日、「あうちの里の米栽培研究会」の研修会が行われました。現在の生育状況、今後の管理、そしてこれからの「あうちの米」について、様々な意見を交わすことができました。

稲を持ち寄り、見比べます
生育は良好!


今年もいい米をつくっばい!!
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夢つくしっていう品種についても教えてください

2013年07月17日 10時32分20秒 | Weblog
「同じく九州の夢つくしっていう品種についても教えてください」という問い合わせがありましたので、お伝えいたします。

1993年に、福岡県農業総合試験場で「キヌヒカリ」と「コシヒカリ」との交配によって育成され、同年に品種登録の出願、1994年に福岡県で準奨励品種に採用された品種です。

早い時期に収穫できる極早生品種で、短稈、偏穂数型。
穂発芽性は「難」であるが、いもち病には弱い品種のため、山間地での栽培については課題があります。

玄米の外観品質は良く、食味もコシヒカリ並みという品種で、福岡県で多く栽培されています。
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レイホウっていう品種があったというのですが、知っていますか

2013年07月17日 10時19分11秒 | Weblog
「レイホウっていう品種があったというのですが、知っていますか」という問い合わせがありましたので、お伝えいたします。

1969年に、九州農業試験場で「ホウヨク」と「綾錦」の交配から誕生しました。
誕生当初は、地方番号が「西海100号」、農林登録番号が「水稲農林200号」と、区切りの良い番号だったことから、話題とはなっていたそうです。

イネの特性としては晩生、稈長は中程度、耐倒伏性はやや強、穂長はやや短、穂数はやや多、多収です。

最大作付面積は1972年の156,828haで、その年の全国第3位の作付面積にまで拡大しましたが、いもち病抵抗性遺伝子Pita-2を持つために、栽培適地の九州ではいもち病は発病しませんが、イネわい化病の発生や、いもち病抵抗性遺伝子に加害性のいもち病菌の発生によって作付面積は減少していきました。

現在でも、栽培適性の優れる大粒品種であることから、日本酒の掛け米として一定の需要があり、佐賀・福岡・長崎では栽培されているそうです。
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おはよーニャンコ

2013年07月17日 08時15分39秒 | Weblog


夜の温度が高くなかったら、エアコンが送風になってしまったら、部屋の中は蒸し暑くなってしまった。
するとニャンコたちはニャーニャー催促。
で、エアコンを回してあげたら、のんびり。
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