日本農業新聞e農ネットに「経済対策3兆5000億円 稲作コスト減に助成 政府 (2014/12/28)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
政府は27日、臨時閣議を開き、地方経済を好転させるため総額3兆5000億円程度の緊急経済対策を決定した。
農業関係は、米価下落対策として稲作農家によるコスト削減の取り組み助成などが柱。
これまでの経済対策は公共事業を重視してきたが、今回は生活者や農家を含む事業者らの支援、地方の消費喚起などに重点を置く。
財源となる補正予算案の詳細は調整中で、年明けにも閣議決定する。
経済対策の大枠は、経済情勢などを踏まえた生活者、事業者支援に1兆2000億円、地方が直面する構造課題への取り組みに6000億円。
これらで全体予算の半分程度を占め、残りの1兆7000億円は災害復旧・復興加速化に充てる。
生活者、事業者への支援に稲作農家のコスト削減助成を盛り込んだ。
14年産米の価格下落を踏まえ、15年の再生産につなげる支援策を講じる。
15年産米で、直播(ちょくは)栽培などを取り入れて生産コストを減らす農家に助成金を交付する。
単価の詳細などは調整中。
関係財源を14年度補正予算として計上し、対象農家には14年度中に前倒しで助成する方針だ。
事業者支援のうち、エネルギー価格の影響への対策として、燃料価格の高騰に苦しむ施設園芸農家向けの措置を講じる。
高騰時の補填(ほてん)金交付などによって農家を支援する「燃油価格高騰対策」を15年度まで1年間延長し、茶をっ補填対象に加える。
地方創生を進めるため自治体が商品券発行などに活用できる交付金も創設する。
地域の消費喚起や生活支援が狙いだ。
地方の構造課題への取り組みでは「農林水産業の振興」を柱の一つに据えた。
具体策に担い手への農地集積・集約化、畜産・酪農の競争力強化など10項目を掲げた。
安倍政権では担い手農家の育成に向けて農地の集積・集約による構造改革を重要課題に位置付けている。
このため経済対策では、農地中間管理機構(農地集積バンク)を通じた集積・集約の加速化を目指し、農地の出し手向けの協力金交付、農地の大区画化・汎用(はんよう)化などに重点を置く。
安倍晋三首相は、同日の日本経済再生本部で、経済対策の取りまとめを受けて構造改革をさらに進めるとし、1月下旬召集の通常国会に農業、雇用、医療、エネルギー分野の規制改革関連法案を提出する方針をあらためて強調。
閣僚に対し「改革内容が後退、骨抜きになることが決してないように覚悟と決意を持って取り組んでもらいたい」と指示した。
というもの。
う~ん。
効果が期待できない。
片手落ちのばら撒きにしか思えない。
内容は以下の通り
政府は27日、臨時閣議を開き、地方経済を好転させるため総額3兆5000億円程度の緊急経済対策を決定した。
農業関係は、米価下落対策として稲作農家によるコスト削減の取り組み助成などが柱。
これまでの経済対策は公共事業を重視してきたが、今回は生活者や農家を含む事業者らの支援、地方の消費喚起などに重点を置く。
財源となる補正予算案の詳細は調整中で、年明けにも閣議決定する。
経済対策の大枠は、経済情勢などを踏まえた生活者、事業者支援に1兆2000億円、地方が直面する構造課題への取り組みに6000億円。
これらで全体予算の半分程度を占め、残りの1兆7000億円は災害復旧・復興加速化に充てる。
生活者、事業者への支援に稲作農家のコスト削減助成を盛り込んだ。
14年産米の価格下落を踏まえ、15年の再生産につなげる支援策を講じる。
15年産米で、直播(ちょくは)栽培などを取り入れて生産コストを減らす農家に助成金を交付する。
単価の詳細などは調整中。
関係財源を14年度補正予算として計上し、対象農家には14年度中に前倒しで助成する方針だ。
事業者支援のうち、エネルギー価格の影響への対策として、燃料価格の高騰に苦しむ施設園芸農家向けの措置を講じる。
高騰時の補填(ほてん)金交付などによって農家を支援する「燃油価格高騰対策」を15年度まで1年間延長し、茶をっ補填対象に加える。
地方創生を進めるため自治体が商品券発行などに活用できる交付金も創設する。
地域の消費喚起や生活支援が狙いだ。
地方の構造課題への取り組みでは「農林水産業の振興」を柱の一つに据えた。
具体策に担い手への農地集積・集約化、畜産・酪農の競争力強化など10項目を掲げた。
安倍政権では担い手農家の育成に向けて農地の集積・集約による構造改革を重要課題に位置付けている。
このため経済対策では、農地中間管理機構(農地集積バンク)を通じた集積・集約の加速化を目指し、農地の出し手向けの協力金交付、農地の大区画化・汎用(はんよう)化などに重点を置く。
安倍晋三首相は、同日の日本経済再生本部で、経済対策の取りまとめを受けて構造改革をさらに進めるとし、1月下旬召集の通常国会に農業、雇用、医療、エネルギー分野の規制改革関連法案を提出する方針をあらためて強調。
閣僚に対し「改革内容が後退、骨抜きになることが決してないように覚悟と決意を持って取り組んでもらいたい」と指示した。
というもの。
う~ん。
効果が期待できない。
片手落ちのばら撒きにしか思えない。