何をするにも、完全に時間切れとなってしまった農業。
その中でもお米は、特に悪い方に入るだろう。
どんな特徴の品種を作ろうが、どんな戦略を立てようが、消費地の反応は悪い。
この状況が改善されないのであれば、ブランド米を持っていない産地は、消え去るのみだろう。
そうならないために。
産地として続くために。
と、新品種を生み出し、ブランド米に育て上げようとしている。
しかし、ブランド米というのは、短時間で作れるものではない。
3年+2年+3年+2年。
または、3年+2年+2年+3年。
どちらにしても、10年はかかる。
その間に、ブランド戦略を無視して、各々の生産者が、勝手な事をしだしたら、そのブランド米はどうなってしまうのだろうか?
今までのお米の歴史から考えても、成功したという結果は、1つも出てこない。
1度失敗したブランド米が復活したという結果も無い。
なので、ブランド戦略を立てる時には、勝手な行動を全て排除しようとするのだ。