娘から「母の日」プレゼント

◆今年のカーネーション・去年のカーネーション
　

明日は、「母の日」です。
我が家には、5月4日の日曜日に早々と娘からカーネーションが届いていました。

ゴールデンウィーク期間中に娘と孫が東京から遊びに来ていた時で、娘は、配達日の指定を間違えてしまったのかと驚いていました。
去年の「母の日」には娘からピンク色のカーネーションが届いていました。娘は、今年も送られてきたカーネーションを見て同じ色を頼んでしまったと言っていました。

今、我が家で、1年前の「母の日」に娘が送ってくれたカーネーションが3輪ほど咲いています。
太い幹は虫食いで枯れてしまい、周りの細い幹だけになりましたが、リビングに置いていたカーネーションは、狂い咲きなのか年間を通して忘れた頃に何回か咲いていました。今回は、タイミングよく娘が帰省していた時に咲いてくれました。

先日、妻と一緒に近くにある花屋さんでカーネーションを買い、妻と私の両親の遺影にお供えをしました。
我が家には仏壇はありませんが、両親の葬儀に使った小さな写真があります。それぞれ妻と私の兄からいただいてきた写真でした。
妻の両親の戒名が書かれたお札も飾っています。これは、菩提寺のご住職が書いてくれたもので大事に飾っています。

両親の写真をいただいて以来、毎日、手を合わせ、水を替え、お茶を飲むときの一番茶は両親へあげ、お土産をいただいた時やお菓子を買ってきてはお供えをし、たまに季節の花をお供えしています。
子どもたちも家に帰省した折にお土産を買ってきてはお供えし手を合わせています。
家族全員が心のよりどころとしている唯一の場所になっています。

私たちが買ってきた両親へお供えしたカーネーションは、白い花ではなく華やかなピンクを中心とした花でした。
妻が娘からいただいた濃いピンク色のカーネーションを一輪でしたが添えました。そのピンク色が鮮やかで全体を引き立ててくれました。

お互いに母の思い出は尽きません。
亡くなっても「母の日」は「母の日」でした。