■『未来の健康・食を考える会』第5回講演会
6月23日、仙台市太白区文化センター地下1階展示ホールで開催された『未来の健康・食を考える会』第5回講演会へ行ってきました。
掛かり付けの仙台今村クリニックの先生が関係者として主催している講演会でした。
表題のように未来の健康・食について考えるテーマが準備されていて、今回は、講演Ⅰ「もっと知りたい!脳の病気」、講師は、仙台頭脳脳神経クリニック院長松森保彦先生、講演Ⅱ「野菜・果物の美味しさと機能性でアンチエイジング」、講師は、医師(医学博士)・野菜ソムリエ上級プロ・みやぎ食育アオバイザー宮田恵先生でした。
時間を挟んで、健康運動指導士杉山ゆみ先生による「ストレッチ体操」で体をほぐしてリフレッシュタイムが設けられるなど充実した講演会になっていました。
【「もっと知りたい!脳の病気」】
仙台頭脳脳神経クリニック院長松森保彦先生の「もっと知りたい!脳の病気」は、認知症とは?、認知症かどうかのポイント、経度認知障害、認知症の防御因子、道路交通法・認知症と診断された場合、認知症の薬物治療、頭痛、頭痛の予防治療、片頭痛など脳に関する病気についての講演がありました。
講演は、認知症になっている親戚のおばさんもいることと、自分のこれからを考えると身近なことではないかと非常に考えさせられる内容でした。
認知機能障害は、回復を期待するのではなく住み慣れた地域での生活の維持を大切に。病気があっても前向きにとらえる。正しい知識を得て治療やケアに向き合うことが需要という内容が心に響きました。ただ、本人はもとより、周りの人たちは、認知症の方にどう向き合っていくかというのも非常に難しく大事なことなのではと思うといたたまれない気持ちになりました。
【野菜・果物の美味しさと機能性でアンチエイジング」】
医師(医学博士)・野菜ソムリエ上級プロ・みやぎ食育アオバイザー宮田恵先生の「野菜・果物の美味しさと機能性でアンチエイジング」は、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品などについて講演の後、専門的な内容を含んだ講演になっていました。
日常の生活の中で食については、一日のエネルギー源になり、一番、大事なことな筈ですが、私にとっては、家内が作ってくれるものを食べているだけかと思うと、もう少し、自分の健康を考えながら食生活を大事にしていかなければならないと反省したところでした。
特に2年前に胃の手術をしたこともあり、食については、少なからず気を使っていました。
【「ストレッチ体操」】
健康運動指導士杉山ゆみ先生による「ストレッチ体操」は、講演の拝聴で疲れた身体を癒すことができ、また、普段の生活でも取り入れられる簡単な体操でもあったことからしっかり勉強してきました。
次回の講演は、秋ごろに予定されているということで、時間の許す限り参加したいと思いました。