■歌謡教室会場:長町南コミュニティセンター
9月2日は、月2回の熊谷歌謡教室の第1回目の教室でした。
毎回、月初めの教室は、新しい曲を練習することになっていました。
【今月の練習曲:岩本公水「能取岬」】
今月の練習曲は、8月7日に発売された、岩本公水の「能取岬」でした。
熊谷歌謡教室は、新しい曲を覚えて頭の体操をし、健康を兼ねて歌の練習をするという一石二鳥の教室になっていました。
先生が準備してくれた模造紙に書いた歌詞を見ながら四小節毎に繰り返し練習しました。反復練習をすることにより、曲のイメージを掴むことができました。
一通り曲を覚えた後は、ワンコーラスを繰り返し練習しました。
先生は、必ずしも譜面どおりにきちんと歌う必要はなく、自分で感じ取ったままで素直に歌っても良い、クラッシックは、そうはいかないが、演歌などは、キーを上げたり下げたり、個人の声帯に合わせた唄い方、ビブラートをつけてもつけなくてもそれぞれの特徴を持った歌い方で十分で余り気にせずに楽しんで歌って欲しいと良くおっしゃっていました。
【改めて知ったカラオケについて】
いつもの教室は、一曲を覚えた後、生徒が一人ずつ歌うことが通例でしたが、今回は、生徒からカラオケについて質問があり、先生が、それに応えてくれる時間を設けました。
カラオケの音源については、歌手が歌っているCDそのものの音源を使ってはおらず、誰でもが歌いやすい一般的な音源に変えて配信しているということでした。
音楽そのものは、カラオケ用に数名で演奏していて、機会音で作成しているというお話もありました。
カラオケのキーは、下に6音。上に6音。1オクターブ12音だが、カラオケの機械では、半オクターブまでしか上げ下げすることができない。女性が男性の歌を歌うとき、男性が女性の歌を歌うとき、+・-など自分の歌いやすい音源に合わせて歌うことが一般的とのお話もありました。
テレビなどで見るカラオケ大会は、プロの歌手は点数が低い。プロの歌手は、自分の楽曲を自分なりに音程やリズムをアレンジして柔軟に歌っている。機械的採点の基準から外れるので点数が低くなっているとのお話もありました。
皆さんも歌手が歌っている通り真似をして歌う必要性もなく、自分なりの個性を出して歌った方が歌として楽しいのではとお話がありました。
【気にしていなかったカラオケについて】
今まで、余り気にもしないでカラオケを楽しんでいましたが、確かにカラオケの音源には、原曲の所に星印があったり、♯・♭のプラス、マイナスがあったり、カラオケのキーが上下6音までしかないと思ったり、フルバンドで聞こえる音源がそうでなかったり、改めてカラオケの仕組みを勉強することができました。
一般の歌謡教室では、こういうところまで教えてくれる教室は無いのではと思いながら、先生は、作詞・作曲もする先生であり、カラオケについても良く理解することができました。