nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

旧岩崎邸庭園

2007-05-16 16:49:47 | 東京

さて次に向かったのは、今回のお散歩の本来の目的地、台東区池之端にある 旧岩崎邸庭園 です。 



1896年(明治29年)に三菱財閥創始者である岩崎久彌が、その本邸として建てたものです。
鹿鳴館、ニコライ堂 旧古河邸 の洋館と洋風庭園などと同じ ジョサイア・コンドル の設計です。
現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。
木造2階建・地下室付きの洋館は、本格的なヨーロッパ式邸宅で
近代日本住宅を代表する、西洋木造建築です。
館内の随所に、見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて
繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。

 豪華な内部の様子をご覧ください。   


 











芝庭から邸宅を臨む。

右側の黒い建物は撞球室(ビリヤード場) 
洋館の完成からしばらくして、やはりジョサイア・コンドルの設計で完成しました。
洋館と対照的な雰囲気で、アメリカ木造ゴシック建築で山小屋風。
洋館とは地下通路で連絡されています。
また木に隠れた左側には和館があり、洋館はゲストハウスとして利用されていたようで
本来の生活の場は和館だったようです。



袖塀 1969(昭和44)年 重要文化財指定
三菱の菱紋がデザインされています。

柱、壁、手すり、窓など、細部にわたって豪華な調度が施されていて
明治の時代の贅の限りを味わうことが出来ました。
たまには日常を離れて、こういうところでため息を付くのもいいものですね。 

    さらに続く・・・・・
コメント (10)
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