nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

道尾秀介 背の眼 上・下

2012-06-25 12:38:22 | 本・雑誌・ドラマ
ブログにはアップしてなかったみたいですが、以前何の知識もないままに気楽に読んだ 向日葵の咲かない夏 で思いっきりぞっとさせられてしまい
独特の叙述トリックで翻弄するかなり強烈なホラー作家、というイメージが定着してしまっていて
なかなか手が出せずにいた道尾秀介作品ですが、知人に頂いた本の中に入っていたので先入観を捨てて読んでみました。

背の眼 上・下 あらすじ・・・・
「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」ホラー作家の道尾が、旅先の白峠村の河原で耳にした無気味な声。
その言葉の真の意味に気づいた道尾は東京に逃げ戻り、「霊現象探求所」を構える友人・真備のもとを訪れた。
そこで見たのは、被写体の背中に二つの眼が写る4枚の心霊写真だった。
しかも、すべてが白峠村周辺で撮影され、後に彼らは全員が自殺しているという。
道尾は真相を求めて、真備と助手の北見とともに再び白峠村に向かうが…。
未解決の児童連続失踪事件。自殺者の背中に現れた眼。白峠村に伝わる「天狗伝説」。
血塗られた過去に根差した、悲愴な事件の真実とは?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

上下巻に分かれているので、かなり読みごたえはありましたが
とにかく先が気になって、どんどん読み進めることが出来ました。
ホラーなのか、ミステリーなのかと言えば、どちらかと言えばミステリーに近いと思います。
でも底辺に流れる天狗伝説や、心霊写真、狐憑きなど、ホラー色もあちこちにちりばめられていて
かなり怖いです、一人っきりで夜中に読まないほうがいいです(笑)
でも怖いのに読みたくなる、不思議な魅力がありました。
そして最後は切なかったです。

道尾秀介さん、いろんな作風があるようですね。
こだわらずにもっと読んでみようと思いました。

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コメント (4)
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