横山秀夫 真相

今日の関東地方、雨の予報の割に我が家の辺りはお湿り程度でしたが、他の地域はいかがだったでしょうか？
ただいま就活中の息子、今日はとある会社のインターンシップ初日だったというのに
月曜日の朝から人身事故で電車が止まり、いきなりの遅刻スタート。
毎日のようにどこかで起きている、人身事故という名の電車遅延・・・
もちろん文字通りの事故もあるのでしょうが、飛び込み自殺の割合の方が圧倒的に多いはず。
それによって、どれだけの人が迷惑や被害を被っていることか？
夫も娘も度々被害にあっていますし、人によってはその遅延で運命を狂わされることもあるやもしれず
本当に身勝手な行為だと憤りを感じずにはいられません。

さて私はと言えば電車に乗るのはおろか外へも出られず、相も変わらず読書しかない日々で
ここ最近一番はまっている横山秀夫作品の中から　真相　を読みました。　

あらすじ・・・・（「BOOK」データベースより）
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。
息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」
選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「１８番ホール」など
事件の奥に隠された個人対個人の物語を５編収録。
人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。

どの話も、これでもかのどんでん返しの連続で
因果応報、天罰覿面、悪因悪果・・・・そんな言葉がぐるぐる回り
あんまり冬に読むものではなかったと思うくらい、めちゃくちゃゾクっとしました。
ただ短編集なので、あまり重く打ちのめされないうちに読み終えられるのが幸い。

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