nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

伊坂幸太郎 SOSの猿

2013-02-20 14:33:55 | 本・雑誌・ドラマ
娘から借りて、伊坂幸太郎さんの SOSの猿 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。
奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。
「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?
そもそも答えは存在するの?
面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。

以前読んだ オーデュボンの祈り は鎖国状態にあるという島を舞台に
未来を語るかかしと、不思議な役割を担わされた島民たちの物語という奇想天外ストーリーで
私なりに、伊坂作品の異質な作風はわかっていたつもりでしたが
今回も孫悟空が人に乗り移って語るという、普通に考えたら突拍子もないはちゃめちゃな設定に
いま一つのめり込むことが出来ない、醒めた自分を感じながらなんとか読破。
夢と現実と予言と回顧が入り乱れ、何が本当で何が夢なのかわからなくなるすさまじい展開。
すべての現象は、相互に作用しあって成り立っているというのが、両作品に共通するテーマで
世の中深く考えた方がいいのか?ケセラセラですませるべきなのか?
まあどっちでもいいんじゃないの?と言った感じの、シュールなファンタジー物語なのですが
もう少し多くの伊坂作品に触れてみないことには、まだまだ私はついていけてないと感じました。


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