今日はようやく晴れたものの、4月としてはまだまだ寒いですね。
桜はまだ姿をとどめているものの、明日からまた雨の予報が出ていて、今日あたりが見納めかもしれません。
さて とんび に続き、またまた重松作品を読みました。
芳川栄治文学賞受賞作の 十字架 です。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。
あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。
でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。
あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。
そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。
吉川英治文学賞受賞作。
いじめで自殺した中学生の遺書に、親友として名前を挙げられ戸惑う真田裕。
親友なのにどうして助けてくれなかったのかと、遺族やマスコミに攻められ
その後の人生に重苦しい十字架を背負わされた裕の、20年に及ぶ長い長い話です。
クラスメート、担任教師、学校、遺族、クラスメートの家族、それぞれの立場にそれぞれの言い分があって
自分自身をどの立場に当てはめても、胸が苦しくなってしまう暗く重たいテーマですが
重松さんのやさしい文章に救われながら、知らず知らずのうちに
残された者としての生き方を、登場人物と一緒に模索している自分がいます。
それでも人ひとりの命がなくなっている以上、正しい答えがあるわけもなく
子供を持つ親として、とても深く考えさせられる一冊でした。
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桜はまだ姿をとどめているものの、明日からまた雨の予報が出ていて、今日あたりが見納めかもしれません。
さて とんび に続き、またまた重松作品を読みました。
芳川栄治文学賞受賞作の 十字架 です。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。
あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。
でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。
あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。
そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。
吉川英治文学賞受賞作。
いじめで自殺した中学生の遺書に、親友として名前を挙げられ戸惑う真田裕。
親友なのにどうして助けてくれなかったのかと、遺族やマスコミに攻められ
その後の人生に重苦しい十字架を背負わされた裕の、20年に及ぶ長い長い話です。
クラスメート、担任教師、学校、遺族、クラスメートの家族、それぞれの立場にそれぞれの言い分があって
自分自身をどの立場に当てはめても、胸が苦しくなってしまう暗く重たいテーマですが
重松さんのやさしい文章に救われながら、知らず知らずのうちに
残された者としての生き方を、登場人物と一緒に模索している自分がいます。
それでも人ひとりの命がなくなっている以上、正しい答えがあるわけもなく
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