イギリスの作家サラ・ウォーターズが描いた、名家没落の物語 エアーズ家の没落 上・下 を読みました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
かつて隆盛を極めながらも、第二次世界大戦終了後まもない今日では、広壮なハンドレッズ領主館に閉じこもって暮らすエアーズ家の人々。
かねてから彼らと屋敷に憧憬を抱いていたファラデー医師は、往診をきっかけに知遇を得、次第に親交を深めていく。
その一方、続発する小さな“異変”が、館を不穏な空気で満たしていき…。
たくらみに満ちた、ウォーターズ文学最新の傑作登場。
あらすじ・・・(「BOOK」データベースより)
相次ぐ不幸な出来事の結果、ハンドレッズ領主館はますます寂れていた。
一家を案じるファラデー医師は、館への訪問回数を増やし、やがて医師と令嬢キャロラインは、互いを慕う感情を育んでいく。
しかし、ふたりの恋が不器用に進行する間も、屋敷では悲劇の連鎖が止まることはなかった…
彼らを追いつめるのは誰?ウォーターズが美しくも残酷に描く、ある領主一家の滅びの物語。
イングランド中部のウォリックシャー地方で200余年の伝統を誇ってきた、ハンドレッズ領主館。
物語は戦前の賑やかな館の様子から始まりますが、由緒正しい英国の領主家族の生活は夢のようで
どんなに想像しても私のしがない知識では限度があり、ぜひ映像で観たいと思わせるきらびやかさですが
やがて訪れる、坂道を火だるまになって転がるような一家の凋落ぶりと
館を襲う、ホラーチックな不可思議な出来事の数々には身も凍る思いが続きます。
こちらは創元推理文庫ということで、ホラー?ミステリー?サスペンス?どの分野の小説なんだろうと考えながら読み進めましたが
どこまで読んでもそれが分からず、次から次に起こる異変が自然現象なのか?オカルトなのか?誰かの作為なのか?
それさえわからない状況に怯えながらページをめくりました。
あまりにいろいろなパターンを思い浮かべすぎて、最終的にはちょっとモヤモヤでしたが
古き良き時代と階級社会の歴史が、こうやって失われていったんだな~と、感慨深いものがありました。
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かつて隆盛を極めながらも、第二次世界大戦終了後まもない今日では、広壮なハンドレッズ領主館に閉じこもって暮らすエアーズ家の人々。
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その一方、続発する小さな“異変”が、館を不穏な空気で満たしていき…。
たくらみに満ちた、ウォーターズ文学最新の傑作登場。
あらすじ・・・(「BOOK」データベースより)
相次ぐ不幸な出来事の結果、ハンドレッズ領主館はますます寂れていた。
一家を案じるファラデー医師は、館への訪問回数を増やし、やがて医師と令嬢キャロラインは、互いを慕う感情を育んでいく。
しかし、ふたりの恋が不器用に進行する間も、屋敷では悲劇の連鎖が止まることはなかった…
彼らを追いつめるのは誰?ウォーターズが美しくも残酷に描く、ある領主一家の滅びの物語。
イングランド中部のウォリックシャー地方で200余年の伝統を誇ってきた、ハンドレッズ領主館。
物語は戦前の賑やかな館の様子から始まりますが、由緒正しい英国の領主家族の生活は夢のようで
どんなに想像しても私のしがない知識では限度があり、ぜひ映像で観たいと思わせるきらびやかさですが
やがて訪れる、坂道を火だるまになって転がるような一家の凋落ぶりと
館を襲う、ホラーチックな不可思議な出来事の数々には身も凍る思いが続きます。
こちらは創元推理文庫ということで、ホラー?ミステリー?サスペンス?どの分野の小説なんだろうと考えながら読み進めましたが
どこまで読んでもそれが分からず、次から次に起こる異変が自然現象なのか?オカルトなのか?誰かの作為なのか?
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