nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

佐々木譲 警察庁から来た男

2014-12-21 15:36:57 | 本・雑誌・ドラマ
今年も残り10日となり、寒さが一段と厳しくなり何だか気忙しいですね。
年賀状のあて名書きをしながら、家の中を片付けていますが
朝は寒いし、夕暮れは早いし、肩は凝るし、思ったほどにははかどらずが現状・・・・
暮れに向かって買い物に出る回数も多いし、ついつい余計なことをしてしまうし、あっという間に一日が終わる感じです。
そんな余計なことの一つが、私の場合読書なんですけど
先日からかじり始めた、佐々木譲さんの道警シリーズから 警察庁から来た男 を読みました。 

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。
監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。
藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。
一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。
被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。
大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。
佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。『笑う警官』に続く道警シリーズ第二弾。

前作に続き、津久井、佐伯、新宮、小島と言った、正義感に燃える警官たちが不正と戦います。
監察にやってきた警察庁の藤川は、勝手に半沢直樹対金融庁の黒崎の構図を当てはめてしまい
ちょっと癖のある意地悪なやつかな?と、勝手に思っていたけど、不正を暴くためにきちんと調査を進めるいい人でした。
それに引き換え、道警の腐っていること!・・・・
地名もそのものズバリだし、警察署名や交番名は本当かどうかわからないけど
本物の北海道警察から文句出てないのかな?と思うくらい、道1本まで正確に表現されていて
実際に住んでいる人は、もっとリアリティを持って読めて楽しいだろうなと思います。



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