nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

薬丸岳 逃走

2014-12-30 15:50:53 | 本・雑誌・ドラマ
昨日は一日雨で、あまりの寒さに大掃除をする手がついついゆるんでしまって
前日に読み始めたばかりだった薬丸岳さんの 逃走 を、読み切ってしまいました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
死んだはずのあの男がいた。
小さかった妹とふたりで懸命に生きてきた21年間はなんだったんだ?
傷害致死で指名手配されたのは妹思いで正義感が強い青年。
だが罪が重くなるとわかっていても彼は逃げ続ける。
なんのために?誰のために?渾身の全面大改稿、ほぼ書下ろしの秀逸ノンストップ・エンタメ!

薬丸さんの作品は、テーマがかなりディープで
いたたまれなさがズドーンと突き刺さってくるような読後感・・・というイメージでしたが
これは殺人とか、家族離散とか、辛い内容の割に中身はちょっとゆるくて
渾身の全面大改稿と言う割には、設定に甘さがあるというか
これまで読んできたような重たさを感じないうちに、何となく落ちが分かってしまった感じ。
どうも最近の私、辛口批評が多いですね。
と言いつつもう1冊買っているので、続けて薬丸さんを読もうと思っています。

さて、多分これが今年最後のレビューになると思うので
最後に振り返ってみると、ブログで読書レビューしたものが71冊
それ以外に1冊と、合計72冊の本(小説)を読みました。
これは昨年と全く同じ冊数で、月平均6冊と言うペースになりますね。
来年は、今年新規開拓をした、今野敏さんと佐々木譲さんの作品を極めるのが目標。
またここで色々と、お勧め作品をご紹介していければと思います。



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