レッズにとってJリーグの24年の歴史の中で
対鹿島戦 これほど燃える言葉があるかという戦い。
選手入場時にレッズのゴール裏に浮かび上がった
URAWA の文字
レッズサポーターの気合もすごかったし、相手サポもゴール裏からメインの1F2Fのアウェー側を埋め尽くし
360度ぐるりと赤く染まって、久しぶりに5万人越えの熱い観客。
でも、両者がっぷり四つだったのは、そこまででした。
内容的には明らかに鹿島に主導権を許し、自分たちのペースに持ち込めないままバタバタ。
それでもポストに助けられたおかげもあって、前半を0-0で折り返すも
後半7分、実に軽い、そしてくだらない、まさかの痛恨のミスで、カウンターを仕掛けられてやすやすと失点。
それでも1失点のうちに、何とか追いつけていれば、2失点目はなかったかもしれないのに
頑張っても焦るばかりで、ワンパターンの仕掛けを繰り返すレッズの攻撃陣。
クロスは上がらず、何度得てもセットプレーからは相変わらず得点の気配はなく、沈黙のままにPKからさらに失点して2-0の完敗。
セットプレーから1点でも奪えば、何かが変わっていたはずで
だったらいつもどおりのズラタンではなく、目先を変えて那須を入れてパワープレーという策もあったはず。
長い休養の後の、魔の5連戦の初日、関根を梅崎に代えただけで後はすべてワンパターン。
2試合連続スコアレスドローの教訓は生かせず、いい時も悪い時もやってることはすべて同じで、結局のところ3試合連続無得点。
ミシャのコメント
「今日のゲームは、両チームが非常に高いテンポで、激しい、素晴らしいゲームをしたのではないかと思っています。
もちろんサッカーである以上、どちらかに勝敗、あるいは引き分けという結果がつくわけですけど
こうしたいいゲームをした中で、敗退してしまった我々は、非常に残念な気持ちでいっぱいです・・・・
ただ、全体的には、チームとして決して悪いゲームではなかったと思っています・・・・」
あの試合の後でこういうコメントを出している時点で、サポーターの気持ちとは完全にずれていると思いますが
また次のガンバ戦も、このような試合を展開し、このようなコメントが出るのでしょうか?
何かが悪ければそこにメスを入れ、何かを変えていくのが監督の仕事なんですけど・・・