nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

小手鞠るい 私の何をあなたは憶えているの

2016-10-27 19:50:48 | 本・雑誌・ドラマ
小手鞠さんは、児童文学の作家さんという認識だったのに、少し前に読んだ 美しい心臓 に何となく惹かれるものがあって 
今回 私の何をあなたは憶えているの を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
ひっそりと鎌倉で帽子屋を営むつぐみ。
妻子を不慮の事故で亡くし、自らも余命幾ばくもない編集者の洋司。
異国の地で夫と暮らしながら、「S」に秘めた想いを抱く由貴子。
交わるはずのなかった三つの人生が、まるで何かに導かれるように交錯する。
したたかさと烈しさを合わせ持った、大人のための極上の恋愛ミステリー。

精神の奥底で燃えながら、そして見た目は静かに愛し合う由貴子とSの世界を描いた、熱く切ない恋愛小説があり
その小説の原稿を読み進めているのは、死の淵に差し掛かっている編集者の洋司。
そして彼との過去に答えを見つけるために、死ぬ前の彼に会いに行くべきか?悩みもがくつぐみ。
二つの恋愛が、時系列に逆らって、ストーリーが目まぐるしく変化していくので、とっかかりがかなり難しい。
しかも、本人たちの愛に対する崇高な必死さはわかるけど、こだわればこだわるほどピンとこない部分が多く
ストーリーの組み立てはドキドキ系で素敵だったけど、解決すると思ったことがそのままだったり
最後は謎ともやもやが残り、物足りなさを感じました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

私の何をあなたは憶えているの [ 小手鞠るい ]価格:680円(税込、送料無料) (2016/10/27時点)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする