nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

北陸の旅2017夏 輪島しおやす漆器工房見学

2017-08-17 12:23:53 | 石川・福井・富山
北陸の旅、2日目は、輪島塗の工房 しおやす漆器工房 さんの見学からスタート。
輪島塗は、一人の職人さんがすべてに関わって仕上げていくのではなく
すべての工程でそれぞれの専門の職人が、その過程だけに携わって仕上げられている工芸品です。



下地塗

 

木地椀に下地の釉を塗っていく過程
木地屋さんで作った木地に漆を塗り丈夫にし、形を整える事を目的にする塗りの最初の段階
布着せ、地の粉を混ぜた何層にもわたる漆の塗布等、約3~4ヵ月かけてあり
この独特の下地こそが輪島塗の最大の特徴

 





中塗
表面を滑らかにし、上塗りの準備となる塗り工程
下地の済んだ物を水研ぎし、黒めた漆を塗ります。





上塗
仕上げ塗り
ほこりを極端に嫌うので、万全の態勢で作業します。
日本産漆を用い分厚く塗り上げ、無地の輪島塗が完成
その後さらに絵付けや沈金を施して作品が出来上がります。

 



何百万円もする大型作品の数々が展示してあって、目の保養をさせていただきました。











同じツアーの方が、左端のフクロウの額を購入されていました!









目の保養の後、隣のお手ごろ価格の物も揃えてある売店で
娘夫婦へのお土産と私たちのお箸を購入。



トイレ表示も!
 

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