昨日は朝から埼玉南部が集中的に雨雲にやられ、晴れる瞬間があっても
ものの10分も経たないうちに、突然の豪雨が何度も襲ってくる強烈なお天気。
噂によると、嵐を呼ぶ女の異名をとる、われらがうまいもの会会長であるレイちゃんが
前日に高速を走り回って、長野、山梨あたりの雨雲をかき集めて、埼玉県にばらまきまくったせいだとか?(笑)
午後まで待っても止みそうにないので、自転車をあきらめてバスで浦和へ出て、そこからスタジアム直行バスに乗って出かけてきました。
でもバスに乗るとなると、2時間前では長蛇の列なので4時過ぎに浦和を出発できるよう早めの行動。
でも浦和からバスに乗った後は、すっかりと止んで、もう少し待てばよかったかな??
バスを降りて南門に向かって歩いていると、MDPの清尾さんが全500号の表紙を前に
チーム状況の変遷とMDP制作の歴史や秘話(悲話も・・・)を語ってくれていて、しばし足を止めて聞き入ってしまいました。
懐かしいお話が盛りだくさんでした。
早く着いたので、敵側ゴール裏にいる娘夫婦を、外の通路に呼び出して
話もできたし、旅のお土産も渡せたし、早めの到着も悪くないですね。
さてさて肝心の試合は、オリンピックに行っていた遠藤、興梠は帰ってきましたが
2人はベンチに置き、このところのスタメンでスタート。
ただ怪我でしょうか?関根のところは、久々の駒井が入りました。
エースが帰ってきたからと言って、調子のよいスタメンを替えなかったところは、高評価。
しかし、いつもと変わらないサッカーは出来ていましたが、相手も強いとやっぱりは展開は違いますよね。
シュートの精度が悪くても、力の差でなんとか勝ってきたここ数試合でしたが
上位が相手だと決定力不足が露呈して、もったいないシーン多すぎ。
ミスを取り返そうと前掛かりになりすぎて、ピンチを招いて慌てふためいてエネルギーを消耗してしまいます。
前半を1-1で折り返しましたが、後半選手たちにいつもの数倍疲れが見えました。
後半早めに興梠を投入しましたが、あまり活きなかったし、槙野はもっと守備に徹するべきだし
いつになく?攻守に安定を魅せて、大活躍だった森脇を、遠藤に代えたあたりからバランスが悪くなった感じ。
ただ森脇は終わった後アイシングで出てきたので限界だったとしたら、仕方ないですが
終盤は強靭の阿部も疲れ切っていて、ミス連発だったし、阿部を代える勇気も必要。
強い相手に対する消耗戦では、実力以上のものが必要になってくるのでしょう。
相手はけが人や出場停止続出で、ベンチに2種登録選手も入っていたのだとか。
そのためにオリンピック帰りで、インフルエンザを発症していた大島まで、フル出場を余儀なくされましたが
きちんとした浦和対策をして、細かいところで優位なシーンを作れていたと思います。
交代もドンピシャ当たって、勝ち越し点を奪ったし
明らかに、監督の手腕の差が出ました。
結局弱い者いじめはできても、上位と戦うと勝ったり負けたりでは、最後にトップにいることは厳しいだろうなと思います。
めちゃくちゃがっかりではないですが、もう一剥けしてもらいたかったなと思いました。
次はアウェーの神戸戦ですが、魔の同一チーム3連戦の幕開けでもあります。
ある意味、今季を左右する大事な1週間。
うまく選手をやりくりして、前半の3連敗のように大きく崩れることのないよう、しっかりと引き締めてもらいたいものです。
帰りは浦和美園から電車で帰りましたが、雨の中44000人入った試合は大渋滞で進まず、駅までが遠い!
その後の乗り換えもめちゃくちゃ混んでいて、試合内容よりもこっちの方がつらい感じ。
交通機関の不整備で、地元サポーターにここまで不自由を強いているのですから
だからこそレッズは、埼スタでは勝たなければいけないのです。
駒場の時代は、負けてもスイスイって帰れたから、余計な鬱憤が増幅しないで済んでいましたよね。