MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

有田焼

2007-07-18 23:18:10 | その他

6月に行われた「花と器のハーモニー」で、もう一つお見せしたいのは「有田焼」。
「外交官の家」で、有田焼の老舗K社が所蔵するコレクションが展示されました。
前回の記事

その中で一番気に入ったのがこれなんです!!



「色絵貼花翡翠鯉文」

説明文を読むと・・・

*** 明治時代に製作された大花瓶を再現した作品。
水中に遊ぶ鯉の様子を伺う翡翠(かわせみ)の描写、純白に至るまで洗練された素地を浮彫にして、しだれる芦を表現。
全て手作業で描き、濃(だみ)、振り掛けを繰り返し行い、幾度もの窯入れを要して完成に至った背景はまさに奇跡的で、K社技術の結晶ともいえます。*** 

説明がなくても、シンプルな表現のなかに
生き生きとした躍動感を感じることができて
どんな豪華な器よりも惹かれました。



「染付牡丹花鳥図大花瓶」

牡丹の花に囲まれ、雉(キジ)が羽を休めている様子を描いた明治後期の作品。
図柄は、どこかで目にした事があるような花鳥図ですよね?
花札!?・・・じゃない・・・
とにかく、1m以上もある(多分)大きな花瓶です。




「色絵藍色墨はじき葡萄文花瓶」




「色絵薄墨珠樹文花瓶」

これは、K社最古参(?)の社員の方とセットで見ていただくと趣が増すと思います。





 



コメント (2)
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