「外交官の家」で、有田焼の老舗K社が所蔵するコレクションが展示されました。
前回の記事
その中で一番気に入ったのがこれなんです!!
「色絵貼花翡翠鯉文」
説明文を読むと・・・
*** 明治時代に製作された大花瓶を再現した作品。
水中に遊ぶ鯉の様子を伺う翡翠(かわせみ)の描写、純白に至るまで洗練された素地を浮彫にして、しだれる芦を表現。
全て手作業で描き、濃(だみ)、振り掛けを繰り返し行い、幾度もの窯入れを要して完成に至った背景はまさに奇跡的で、K社技術の結晶ともいえます。***
説明がなくても、シンプルな表現のなかに
生き生きとした躍動感を感じることができて
どんな豪華な器よりも惹かれました。
「染付牡丹花鳥図大花瓶」
牡丹の花に囲まれ、雉(キジ)が羽を休めている様子を描いた明治後期の作品。
図柄は、どこかで目にした事があるような花鳥図ですよね?
花札!?・・・じゃない・・・
とにかく、1m以上もある(多分)大きな花瓶です。
「色絵藍色墨はじき葡萄文花瓶」
「色絵薄墨珠樹文花瓶」
これは、K社最古参(?)の社員の方とセットで見ていただくと趣が増すと思います。