初夏のある朝
ぴったりと身を寄せ合った ひな鳥たちは目を覚ます
微かな光が揺れて トンネルの中に姿を現したのは
魚をくわえた 父さん鳥
ひとしきりの騒ぎのあと
外に出て行った 父さん鳥と 母さん鳥の後を追って
一羽のひなが トンネルの入口に立ってみた
そこは 光にあふれた まばゆい世界
暗く 狭い トンネルの中にいたひなは 目をパチクリ
母さん鳥が 羽ばたきながら 呼びかける
「さあ・・・ 羽を広げて ここまでおいで」
「待って 母さん 僕も行くよ」
体がふわりと 浮き上がり さわやかな風を翼に受け
ひなは ぐんぐん 舞い上がる
父さん鳥と 母さん鳥は 鳴き交わしながら
心配そうに 見守った
初めて 水を覗き込む
まだ あどけなく 頼りない 小さな体
そう思った瞬間 羽ばたきと 水しぶき・・・
口には 小さな魚が
さすが カワセミの子だね
再び デジスコに挑戦
カワセミの ひなに出会いました
まだ 一羽だけです
ひなは 成鳥のような鮮やかな色ではありませんが
かなり成鳥に近い大きさです
前回使った時から 照準器をONにしたままだったので
バッテリー切れ
なので レンズに捉えるのに えらい苦労しました
もう・・・ 針の穴から覗いて探すようなものなんです
そうそう 1、2枚目の画像はノートリミングです