思わず 足を留めてしまう
桜並木の 入口で
風の誘いに
花びらが いっせいに 枝を離れ
舞い上がり
くるくると 身を踊らせ
静かに 落ちていく
まるで 聖なる場所であるかのように
恐る恐る
私は 桜吹雪のなかを 歩き始める
フォロー中フォローするフォローする