先日 母の一周忌があった
実家の菩提寺のご住職さまは まだ若い
先代が亡くなられたのが早かったので 跡を継いだのは30歳位だったのかもしれない
それから 10年余
初めのうちは 法事などは ハラハラしたりもしたが
今回は さすがに お経も朗々と 立派に
貫録も出てきて 成長したなあと 感慨深いものがあった
やっぱり 経験って大切ね・・・
落ち着いた雰囲気で ご住職さまの法話が始まる
「 人間の欲 」というのが テーマ
自分の思うとおりにならないと 人間は不満や恨みつらみがつのる
その例として
「 今日は牛肉を食べたいから 買って来てと頼んだら 輸入アメリカ牛肉を買ってきた・・・ 」
と 話は始まる
その辺りで えっ! と 何だか 違和感・・・
「 本当は 黒毛和牛を食べたかったのに・・・ なぜ 輸入牛肉なの?
嬉しいという気持ちがなくなり 不満ばかりが残る
この欲が 人間の不幸をつくりだすのです 」
言いたいことは分かるけど 例が牛肉でなくてもいいんじゃないかな~? と 複雑な気持ち
だって
仏教では 人間は たくさんの命を頂いて生きているのだということも 教えないといけないでしょう?
続けて
人間の欲とは 黒毛和牛を食べると 次には 松坂牛を その次には・・・ と 果てしなくなる
欲を捨て 満足することを知ることが 幸せの途と
そこで 有難いお話は終わりました
複雑 まだまだ 成長中・・・?
*** 前に撮った写真です ***