道端で 虫の写真を撮っていたら
畑をやっている友人から 真っ赤なダリアの花と ゴーヤを貰った
それを手に 自宅療養中の別の友人の家に行った
さりげなく お喋りにいくのには ちょうどいい!
「 きれいな色のダリア! ゴーヤは朝のスムージーにするわ! 」
彼女は喜んでくれた
「 ここに座って!」
私は 彼女から少し離れて 並んで腰を下ろす
免疫力が落ちている彼女に近づいて 何かをうつしたら大変だ
話は どうしても 亡くなったばかりの共通の友人のことになる
避けては通れない問題・・・
前だったら いろいろ考えすぎて 彼女を訪れるのも躊躇ったかも
でも 今は そういうことも さらさらと風が吹くように
過去も 現在も 未来も 自然に話しあえるようになった
明日のことは 私だって わからない
こうして一緒にいる 僅かな時間が 大切だよね
彼女は 私に手伝ってほしいことがあるそうだ
「 ええ 私に出来ることなら いつでも 」
「 じゃあ またね!」と 手を差し出して
「 あっ・・ いけない! 」と 引っ込めた
*** 写真は オオシロガネグモ ***