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写楽・・話楽・・・な日々

北海道の友へ マスクを送る

2020-05-07 23:12:03 | 

「 北海道はコロナウイルスの第2波が拡大中 」というニュースに すぐに北海道に住む友人に電話をした 

前に電話したのは 胆振東部地震の時だったなあと思い出す 

あれから1年半も経っていたのだ 

「 どうしているかと思って・・ 」と言うと 

M子さんは「 大丈夫!」と 朗らかな口調 

北海道は 家と家の間隔が空いているし 人も少ない 

こうなる前には コロナに対する東京のような危機感はなかったそうだ 

ところが 身近にクラスターが発生して 突然 家に籠ることになったという   

しばらくはストックで暮らすが 買い物に行くのにマスクが無いという状況を聞き マスクを送ることにした 

私が花粉症なので 我が家には 常時 マスクのストックはある 

 

「 あのね・・ 」M子さんは 嬉しそうに話し続ける 

「 K(M子さんの息子)が結婚して 孫が生まれたの 」 

「 ホントに!? 」 

「 ええ もう結婚しないかと思ってたのにね 」 

M子さんの K君への愛情と心配は よくよく承知しているので 私も心の奥から喜びが湧き上がってきた 

でも K君は北海道を離れて M子さんは北海道で独りになってしまった 

こちらに帰って来るつもりはないと 彼女はいう 

 

マスクや 消毒用ジェルや ウェットティッシュ それに 夫からはコーヒー豆 それらを荷造りをして さっそく送った 


「 M子さん すごく喜んでいたわ 」 

着いたとのお礼の電話をもらい 私は夫に報告する 

「 あなたからのコーヒー豆が すごく嬉しかったみたい  」 

「 また また・・ お世辞だろう? 」 

「 違うわよ M子さんはコーヒー豆には すごく拘りがあるの 

だから 本当に嬉しかったんだと思うわ 」 

「 でもね ちょっと心配なことが・・・ 

私とこの前話した同じことを もう一度訊くのよね 」 

「 どんなこと? 」 

「 うちの家族の事とか・・ 

本人も 最近 忘れっぽくて心配って言ってる 」 

「  昔っから 自分の事以外は 関心ないじゃない 」 

確かに 夫の言う通りだ 

そうであって欲しい 

コメント (4)
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