MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

瑞龍寺 - 富山の旅 4 -

2009-12-02 23:41:44 | 旅行

深い藍色に沈んだ 東の空が 紫色を帯びてくる

空と地との 境界線

立山連峰の稜線が 巨大な壁のように 次第に くっきりと浮かび上がる

その山塊の 一箇所が割け

燃えるような オレンジ色の光が 放たれた


こんな風に 富山の一日は 始まります

 

およそ400年前 加賀藩二代藩主 前田利長

この地に 城を築き 城下町を配し 「高岡」と名づけました


利長 亡き後 その菩提を弔うため

三代藩主 前田利常が 20年の歳月をかけ建立したのが

曹洞宗の寺院 「瑞龍寺」 なのです

江戸初期の 禅宗様建築として 

国宝に指定されている 建造物が 幾つもあります


総門 山門 仏殿 法堂
が 一直線に配置され

回廊が廻らされ

私の目には とても 新鮮に映りました 

総門を 通り抜けると

山門が目の前に現れます (2枚目)


山門
をくぐり抜けると

仏殿と 長く美しい回廊 (4枚目)


仏殿内部 (5枚目)

ケヤキで造られた 目を見張る 柱と梁 細工・・・  

 

 

法堂内部から眺めと こんな風です (6枚目) 

 

⑤ 前田利長・前田利家・織田信長・信長側室・織田信忠 

の分骨された 五基の石廟が

紅葉した楓の林の奥に ひっそりとありました (7枚目)

利長公の奥方は 織田信長の息女です

中でも 仏殿は 素晴らしい造りだと 思いました


コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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お早うございます (鎌ちゃん)
2009-12-03 06:52:41
立山連峰の朝日素晴らしいですね。
ブログ友のkemmさんが富山の方で、時々こうした風景を見せていただいていますが、
何度見ても素晴らしいです。
いつも、思うのですが、MONAさんが旅行されると、その先々のレポートが
克明で、よく解り、一緒に楽しめます。
高岡の魅力を、今回、見せていただいております。
いつか、我が故郷も、取材紹介お願い致します。
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寺社建築の真髄 (ば~ば)
2009-12-03 09:37:35
日本の寺社建築は木造建造物の真髄、シンメトリーな配置と幾何的な造形・・・本当に見事。

彩色のない木肌が歳月に染まって、さらに歴史を含んで・・・古色といういい色になってます。
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こんばんは (チャチャ丸)
2009-12-03 17:45:31
そうなんです!
この風景から朝が始まる♪
晴れていても曇りでも雨でも雪でも
起きたら、知らず知らずのうちに窓から・・・山が見えても見えなくて必ず立山連峰の方を見ちゃうんです^^
不思議だけど自然にそうしてる自分がいます。
朝も昼も夜もどの季節も富山県内の違う場所に行っても、つい見てしまう。。。そんな気になる、なくてはならない存在なんです^m^アハ、つい熱く語っちゃいましたぁ~

瑞龍寺、私、写真を撮るようになるまで全然行った事がなかったんだけど・・・写真始めてから2回ライトアップ(夏、冬)行きました。
でも、人だらけで全然ダメ。じっくりと写真は撮れるような状況じゃないし、、、
やっぱり私は、お寺はこういう静かな人の気配があまりない時の方がいいなって思います。

それにしてもMONAさん、日の出見れてよかったね♪♪
やっぱ、日頃の行いがいいからかも~^m^
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鎌ちゃん (MONA)
2009-12-03 21:19:05
福井観光局が招待してくれないかなぁ~
直ぐ行くのに~
鎌ちゃん、伝えといて
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ばーば様 (MONA)
2009-12-03 21:28:00
これだけの物を造る理由を、ふと考えてしまいました。
そして石廟もね。
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チャチャ丸さん (MONA)
2009-12-03 21:31:58
生活の中に、立山が融けこんでいるのね。
立山から流れ出た水を飲み、その水で育った作物を食べ、流れ込んだ水が豊かな海をつくり、その海の恵みを食べる。
素晴らしいですね~
立山、行ってみたい
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