今日は 餅つき
春に田植えをして 秋に収穫したもち米で
餅をつきました
蒸篭(せいろ)で40分蒸しあげたもち米を 臼にあけ
冷まさないよう 手早く 杵で 押し潰すように捏ねます
それからは 搗き手と 返し手とが 息を合わせて・・・
あっという間に 出来あがり~
搗きあがった餅は ちぎって 丸め
あんこと きなこと 大根おろしを絡めました
切干大根でダシをとった根菜汁も 一緒にどうぞ
とにかく 北風が吹きまくる 寒い日です
あったかな食べものが 体に沁み渡ります
体を使う 過酷な一日・・・
こういうの いいかも
少し 寒さも緩みました
窓からの 眩しい冬の日差しのなかで
お茶でもしましょうか
熱いお茶を ひと口
美味しい最中も 如何でしょう?
私は 今 過ぎていく「 時 」の流れを すごく速く感じています
本当の私は 母が亡くなった時に留まったまま 前に進めないでいるのに
もう一人の私は ちゃんと 時の流れにのって
いろいろな事を テキパキと片付けています
私の中にいる二人は 「 理性 」と「 感情 」なのかな?
この二人が あまりにも乖離し過ぎると 心が引き裂かれるような気がするのです
なんて 言うと
心配しますよね~
でも 大丈夫
母は 私の中で 暖かな光となりました
ずっと ずーっと 私を守ってくれます
静かに 母は旅立ちました
いろいろご心配いただき 申し訳ありません
「 良くなって Aちゃんの赤ちゃんの顔をみようね 」と 母に声をかけると
最後まで 小さく頷いていました
母の亡くなる1週間前に 生まれた曾孫(ひまご)です
携帯の画像が 見えたか見えないか・・・
そんな事は どうでもいいですね
母にとっては 嬉しい知らせだったのです
花に囲まれた 棺の中の母の顏は 本当に美しいものでした
安らぎに充ちていて・・・
「 やっと いろいろな事から解放されたんだね 」と 私は胸の中で呟きます
悲しいけれど
現実的な問題を 次々に片付けていかなければなりません
「 えっ」と びっくりする事 たくさんあります
こんなにお金がかかるなら 簡単に死ぬわけにはいきません
こんな風に成り立っている日本の仏教は いつまで続くの?
母の葬儀は 昔通りに則って行い
出席者の誰もが 心に残る 良いお式だったと言ってくださいましたが・・・
実家の次の世代に このままバトンタッチするなんて出来ません
( しようとしても 無理・・・)
これから 考えていこうと思います
ちょっと 元気出てきました
ただ ひたすらに
眠りなさい
こっちの岸と あっちの岸の間を
ゆらり ゆらりと
漂いながら
身のすくむ
この冬一番の寒さを
越えられるのか 越えられないのか
あなたの手に そっと わたしの手を重ねます
消えかかった炎を 両の手で囲む
消えないように
消さないように
幾つもの手が そっと添えられていく
心配
諦め
言葉のない たくさんの目が 注がれている
ただ ただ
時が過ぎていく
朝の光が 差し込んできた
新しい命が生まれたという 喜びの知らせ
「 わかる? 」
微かに うなづく
「 赤ちゃん 見てみたいでしょ? 」
消えかかっていた炎が もう一度 明るさを増していく
*** 前に撮った写真です ***
今日は 「二十四節気」の 第二十三 「 小寒 」の入り日
さすがに 冷えます
身体に気をつけて下さいね
二日前の夕暮れは 富士山のシルエットと 三日月と 金星を
西の空に観ることができました
ありそうで なかなか ない・・・ ( と思うけど )
窓から見て 家の傍のポイントへ飛んで行ったけど
三つをはっきり撮るの 難しいです
それも 数秒のうちに暮れて行ってしまうので
焦る~