静かに 母は旅立ちました
いろいろご心配いただき 申し訳ありません
「 良くなって Aちゃんの赤ちゃんの顔をみようね 」と 母に声をかけると
最後まで 小さく頷いていました
母の亡くなる1週間前に 生まれた曾孫(ひまご)です
携帯の画像が 見えたか見えないか・・・
そんな事は どうでもいいですね
母にとっては 嬉しい知らせだったのです
花に囲まれた 棺の中の母の顏は 本当に美しいものでした
安らぎに充ちていて・・・
「 やっと いろいろな事から解放されたんだね 」と 私は胸の中で呟きます
悲しいけれど
現実的な問題を 次々に片付けていかなければなりません
「 えっ」と びっくりする事 たくさんあります
こんなにお金がかかるなら 簡単に死ぬわけにはいきません
こんな風に成り立っている日本の仏教は いつまで続くの?
母の葬儀は 昔通りに則って行い
出席者の誰もが 心に残る 良いお式だったと言ってくださいましたが・・・
実家の次の世代に このままバトンタッチするなんて出来ません
( しようとしても 無理・・・)
これから 考えていこうと思います
ちょっと 元気出てきました