のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

今朝の花たち

2015-06-15 16:50:40 | 日記

 今朝は本当に久しぶりにラジオ体操に行った。

 公園には時々行っているのだけれど、ラジオ体操に間に合うように行ったのは、何日ぶりだろう?

 ラジオ体操をしている人から、「どうしてたの?元気だった?」と、声を掛けられた。

 

 体操が始まっても、体がなかなか思うように動かない。

 でも第二体操が終わるころには、だいぶ体がほぐれ、気分もスッキリしてきた。

 やっぱり、ラジオ体操ぐらいせなアカんな…と、つくづく思った。

 

 それはさて置き、今日は、よっぽど素敵な花でなければ写真は撮らないでおこう!と固く決心して出掛けた。

 同じような花なのに、撮ればやっぱりブログに載せたくなる。

 だから心して撮らないように決めて行ったのだ。

 

 でもその決心は、公園に着くまでの道で敢無く崩れてしまった。

 市営住宅の庭で、夏の花、夾竹桃とエンジェル・トランペットを、見つけたからだ。

                

 

 

 

 

 一旦撮ってしまうと、もう歯止めが効かない。

 ラジオ体操が終わって公園をぶらつくうち、次々と撮ってしまった。

 

 今の公園の主役は、何と言っても、百合の花だ。

                   

 

 

            

 

 

                                

 

 

                                  

 

 

 

 

 まだちっちゃいけれど、向日葵も咲き出している。

 向日葵のつぼみは、生命力に溢れている。

                    

 

                     

 

 

 

 

 紫陽花は、全体的には少し盛りが過ぎた感じだが、まだ盛んに咲いているのもある。

                   

                 

 

 

 

 昨日友だちに教えてもらった、紫陽花の“本当の花”を、捜した。

 見つけた!

                     

 

 

 

 

 この間雨の日に、一つだけ花を付けていたハマユウが、今朝はもう沢山花を開いていた。

                 

 

 

 

 

 ダリアもランタナも、盛んに咲いている。

                     

 

 

                   

 

 

 

 

 サボテンが、清らかに花を開いていた。

                    

 

 

 

 

 帰り道で、久しぶりに「ユキチ(諭吉)くん」に出会った。

                         

                      

                  

 


“ムジークフェスト・なら”の≪合唱コンサート≫

2015-06-15 15:28:35 | 日記

 今奈良の各地で、“ムジークフェスト・なら”と題する音楽祭が、行われている。

 私は、奈良在住のMさんの紹介で、その音楽祭の行事の一つ・合唱コンサートに、行かせていただいた。

           

 

 

 

 合唱コンサートは、JR奈良駅からほど近い『なら100年会館』で、13日の午後行われた。

                       

 

 

 『なら100年会館』に行くのは、今回が初めてだった。

 下は、初めて見た100年会館の建物。

     

 

 

        

 

 

 

 今回の合唱コンサートは、3部に分かれていた。

     【Ⅰ部】は、詩人≪川崎洋≫氏の5つの詩に、

     【Ⅱ部】は、詩人≪谷川俊太郎≫氏の「ことばあそびうた」に、

     【Ⅲ部】は、事故のため手が使えなくなって、口にペンをくわえて絵や詩を書かれ、素晴らしい本を何冊も出版された≪星野

            富弘≫氏の詩に、

        いずれも、作曲家≪新実徳英≫氏がつけられた曲が歌われた。

 

 Ⅰ部とⅡ部では、「万葉オペラ・ラボスタジオ」の方々のハーモニーが、とっても素晴らしかった。

 Ⅲ部は、それに、自由参加の「うたうかい」のメンバーが加わられて、美しくも迫力あるコーラスだった。

   (Mさんは、「うたうかい」のメンバーとして、参加されていた。)

 

 

 私は、作詞者の川崎洋氏、谷川俊太郎氏、星野富弘氏については、割とよく知っている。

 特に星野富弘氏については、過酷すぎる境遇の中、苦難の末紡ぎ出された彼の美しい絵と詩に、私は心から感動してきた。

 そしてある時期、彼の詩と絵は、私の心の支えであり、励ましでもあった。

 なので、家に帰ってから、星野さんの絵本をもう一度見たいと、私は最近ほとんど開けなくなった本箱を開けて、彼の本を捜した。

 けれど、何故か本箱の中に、彼の本は見当たらない。 (川崎洋氏と谷川俊太郎氏の詩集はあるのに…)

 星野さんの絵本は何冊か買ったはずなのに、1冊も見つからないのは何故だろう? (もしかして、誰かにあげた?)

 2.3回捜したけれど、結局見つからないので、私は捜すのを諦めた。

 

 

 今回のコンサートでは、コーラスと共に、≪浅井道子≫さんのピアノ伴奏と、≪三原剛≫氏の指揮も、本当に素晴らしかった。

 作曲者も含めて、このお二人のことは、このコンサートで初めて知った。

 今回の合唱コンサートで、素敵なコーラスと、初めて知った素晴らしい方々に巡り会えて、私はとても嬉しかった。

 

 

 帰り、JR奈良駅の東口に出てみた。

 奈良駅は今では新しい駅舎になっているが、奈良の伝統を伝える古い駅舎は、今では「観光案内所」として活用されている。

                     

                                (新しい駅舎)

 

 

                 

 

                     

 

 

 

 建物の外では、“ムジークフェスト・なら”の催しの一つとして、若い人たちが歌われていた。

                   

 

 

 

 観光案内所となった旧駅舎に入ってみた。

 天井の赤い梁が印象的だった。 “せんとくん”もいました!

          

 

 

 

 


 

 

          

 私は、歌うのも楽器の演奏もからきし駄目だが、音楽を聴くのはとても好きだ。

 でも今までは、オーケストラやピアノやヴァイオリンなどの演奏会に行くのが中心で、歌を聴きに行く機会はあまりなかった。

 その私が最近、人間の声って本当に素晴らしい!と思うようになってきた。

 そのきっかけを作ってくれたのが、NHKの≪ららら、クラシック≫という番組で、ある日聴いた歌だった。

 その日の≪ららら、クラシック≫は、番組がその1年間で取り上げた曲の中から、もう一度聴きたい曲を視聴者の投票で決めるリ

クエスト特集だった。

 数々の素晴らしい、私も好きな曲が、リクエスト曲として演奏されたあと、いよいよリクエストNO・1の発表になった。

 そのNO・1の曲というのが、ラフマニノフの≪ヴォカリーズ≫という曲だった。

                     

 

 

 恥ずかしながら私は、この≪ヴォカリーズ≫という曲を、それまで全く知らなかった。

 (≪ヴォカリーズ≫が取り上げられた以前の番組も見ていなかった。)

 

 私は、この時初めて、≪ヴォカリーズ≫を聴いた。

 途端に私の心は、静かな幸福感に満たされ、大袈裟でなく、涙が溢れそうになった。

 女性が、母音だけで歌う、歌詞のない歌……それが心の隅々まで響き渡り、心を満たす。

                  

 

 

 この曲を歌われていたのは、≪幸田浩子≫さん。

 彼女の透明感のある麗しい声と、美しくて清楚な顔立ち&表情に、私は心から惹きつけられた。

 (もしまだこの曲を聴いておられない方があるなら、ぜひ一度聴いてみてください。)

                     

 

 

 幸田浩子さんのことも、私はこの番組で初めて知ったのだけれど、今度彼女のコンサートがあれば、必ず行こうと思っている。