リオ・パラリンピックが今日閉会式を迎えた。
正直、パラリンピック期間中、私がパラリンピックの競技を見た時間は、オリンピック競技のそれに比べると、格段に少なかった。
それでも、折に触れて見た競技で、パラリンピアンの方々の前向きなチャレンジ精神(こんなありきたりな言葉では言い尽くせないだ
ろうけれど)には、強く心打たれた。
今日の閉会式の映像も、全体にとても生き生きしていて、見ていて心が躍るようだった。
今回の<リオデジャネイロ・オリンピック&パラリンピック>は、準備の遅れや政治情勢の不安定さ等があって、スムーズな開催が可
能なのかどうか、事前には心配する向きも多かった。
しかし始まってみると、ラテンの人々の持つ<明るさ、人に対する優しさ>が、様々な困難を乗り越えさせてくれたように思う。
ずっと見ていたわけではないので、正確ではないと思うけれど、開会式一つを取ってみても、お金を余り掛けずに?、参加者に勇気
と幸せを届ける、心の籠ったステキな開会式になっていたように思う。
そしてリオは、バリアフリーの設備の面ではまだまだ遅れているみたいだけれど、「<心のバリアフリー(人々の助け合いの精神&行
動)>が、設備の不十分さを補って余りあった!」と解説の方が言っておられたけれど、それって、本当に素晴らしいことだと思った。
次回の東京大会が、スポーツの素晴らしさを、全世界の人々と、共有できるものになりますように!
そして、平和な世界の実現を目指す大会に、なりますように!
(そのためにも、自国のメダルの数に余りにこだわるのは、良くないように思う。)
(そして、昨日の競技で一人の選手が亡くなられたが、こんなことが絶対繰り返されませんように!)
<付記> 明後日から2泊3日で、田舎にお墓参りに帰ってきます。
それとは関係ないけれど、マンション横のお地蔵様(私は気まぐれにお参りさせてもらっている。)に、今朝新しいお花がお供えして
あった。
鮮やかなケイトウの花と、花畑ではまだ見かけない大きな菊の花が、とっても綺麗に活けてあったので、お参りのあと撮らせていた
だいた。