のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

中津をブラブラ ( 後半 )

2019-05-03 16:08:52 | 日記

 公園の入り口から、真ん中の方に向かって歩いていく。

 真ん中の北の端には藤棚があるが、ここ数年、藤の花付きはイマイチの模様。

 だけど、下にはもう花びらが散り落ちている。

                  

 

                      

 

 

 

 藤の代わりに!と言わんばかりに、紫色の花がビッシリと並んで咲いていた。

 そして、白い花も。

                     

 

                 

 

 

 

 花畑の方に行ってみる。

 花畑でまず気になるのが、芍薬の花の開きぐあいだ。 けれど芍薬は、まだまだ固い蕾だった。

 それに引きかえ牡丹の方は、この間咲いていたのとは色を変えて、まだ艶やかに咲いていた。

                  

 

 

                   

 

                     

 

                     

 

 

 

 別の花畑では、(この間の白いイチハツはもう消えていて)代わりに、白い耳をピンと立て下が黄色の菖蒲?が、お行儀よく並ん

で咲いていた。

 芯が黄色で、全体は紫色の花も。

                     

 

 

                      

 

 

 

 中央に設けられた、割と広い植え込みの中に入ってみた。

 ここにも八重桜の木があるが、その木の根元には、野草の花々が咲いていた。

                      

 

 

                 

 

 

 

 公園を出る前に、(今春はこれが最後になるだろう)まだ花を残している八重桜の姿を、撮っておいた。

                 

 

                 

 

                 

 

 

 

 公園を出て、いつものように市営住宅の前を通って、マンションに向かう。

 市営住宅の放置されたお庭には、いろんな野草が生え、花を咲かせている。

 その中で、オレンジ色のちっちゃいミナガヒナゲシには、何故だかいつも心惹かれて、思わずカメラを向けてしまう。

                       

 

 

 

 私が花たちにカメラを向けていると、「何してるの?」と、横から、まだ幼い感じの声がした。

 私が振り向くとそこには、小学校の制服を着、ランドセルを背負った、低学年と思しき男の子が立っていた。

 私が「花が可愛いから撮っているのよ」と言うと、その男の子は整った可愛い顔を引き締めて、彼の色彩論?を語り始めた。

 「この場面は、オレンジ色を中心にして他の色が適当に散りばめられているから、より素敵なのだ。オレンジ色だけではダメなん

だ。」というような意味のことを、彼は熱心に喋った。 (表現の仕方はちょっと違うけれど…)

 私はびっくりして、「きみ、何年生!?」と尋ねると、「三年生!」と元気に答える。

 「おばちゃんもそう思うよ!きみ、本当に凄いねえ!」と私が言うと、ちょっと照れくさそうな嬉しそうな顔をして、やおら家のある方

に向かって歩いて行った。

 私は、「今の子どもってシッカリしてるんだ!」と心から感心し、そして嬉しくなった。

 この日のブラブラは、こんな素敵なおまけまでついて、私をちょっと幸せにした。