長居植物園の大池のハスが全滅して、ハスの花を見ることができず、残念な思いをしたことは、前に書いた。
その後も、どこか近くでハスの花が咲いているところはないかなあ、とずっと思っていた。
スマホで検索してみると、地下鉄1本で行ける「服部緑地公園」の池で、ハスの花が咲いていると書かれていた。
これは幸い! 服部緑地公園だったら、万博公園よりずい分近い。
私はハスの花を見ることを一番の目的に、服部緑地公園に行くことにした。(7月2日)
この日はマアマアのお天気。 リュックに水分補給のボトルを入れて、午前10時半くらいにマンションを出た。
今の時期、あまり長い時間野外を歩き回るのは、老体にはこたえる。
そこで、1時間半くらいうろついて、12時過ぎくらいには帰るつもりで出掛けた。
服部緑地公園に行くには、地下鉄で「緑地公園駅」まで乗る。(乗車時間は15分くらい)
緑地公園駅で降りると、服部緑地公園までは5分と掛からない。
まだ咲き残っているクチナシの花などを見ながら、両側が緑に覆われた気持ちのいい道を歩いて行く。
公園に着くと、正面に噴水が上がっていて、近くには、これも咲き残った赤い薔薇があった。(薔薇のバックの空が曇って
いて残念!)
公園を見渡せる、展望デッキみたいな所があった。
そこに上がって下の方に目を向けると、緑の芝生の向こうにちょっと洒落た建物が見えた。 (それがトイレであることが
後で分かって、ビックリ!)
そしてそこからは、この公園のシンボル的な存在の、「円形花壇」も見下ろせた。
そこから私は、地図を頼りに、ハスの花が咲いている池を探しながら歩いて行った。
しかし、池らしいものは一向に姿を現わさず、公園に来ている人に尋ねても、よく分からなかった。
(池を探しながら歩いている途中で撮った写真。 この日の公園には、高齢者の姿も子どもの姿もあった。)
ノーゼンカズラが高い所で咲いていた。
いくら歩いてもハスの池は見つからなかったので、仕方なく、円形花壇まで戻ってきた。
そしていつものように性懲りなく、円形花壇を、いろんな方向から撮った。
円形花壇の池の写真も撮り飽きたので、公園の奥の方に歩いて行ってみた。
歩いている途中で、ラベンダーとタイサンボクの花を見かけた。
(上2枚……タイサンボクの花)
そして、クスノキの大木にも出会った。 (大木を見ると、何故かシャッターを押してしまう私…。)
この頃になると、ハスの花が咲いている池を探すことを、私はスッカリ諦めてきた。
これだったらいっそ、池は諦めて、「服部緑地植物園」に行ってみようか!
そう思いながら歩いていると、意外にも、「センチュリー交響楽団」の施設らしきものにぶつかった。
大阪には4つの交響楽団があるが、センチュリー交響楽団はその一つ。
センチュリー交響楽団が緑地公園に本拠地を置いていることを、初めて知った。
そして、結構立派な野外コンサート会場があるのも、今までは知らなかった。
そこで、何だか嬉しくなって、カメラに収めた。
センチュリー交響楽団の野外演奏会場