野菜畑を過ぎて、<バラ園>に寄ってみることにした。
長居植物園のバラ園は、市内にあるバラ園の中では大きい方だと思うが、この時季、咲いている薔薇はもう残り少ない。
この日バラ園ではサルビアが真っ盛りで、その向こうの薔薇は何とも淋しい感じ…。
それでも、咲き残っている幾つかの薔薇を撮ったので、下に載せます。
バラ園を出た辺りに、「貝殻草」が植えられていた。
貝殻草は、幼い頃庭に植えてあったので、昔懐かしい花だ。
最近見ることは無かったので、とても懐かしく、郷愁を誘われて、思わずカメラを向けた。
次は<ダリア園>。
陽の光を浴びて、いろいろなダリアが今を盛りと旺盛に咲いていた。
ダリア園を過ぎると、そこからは道を左に曲がって、大池の一番奥の方に向かった。
着いた所には、「ミューレンベルギア・カピラリス」と言う、最近ちょくちょく見かける、薄い赤紫色の草が広がっていた。
「ミューレンベルギア・カピラリス」はイネ科の植物で、秋になると穂の先端に薄赤紫の花を付ける。
しかしこの植物は何しろ茎が細いので、ちょっと強い風が吹くと、すぐ倒れてしまう。
それにこの時は、花の盛りを過ぎていて色褪せてしまっていたので、あまり美しい光景とは言えなかったけれど…。
大池のすぐ近くで、見慣れない実を付けた木を見つけた。
標識を見ると、「カンレンボク」と言うのだそうだ。
「実の形が特徴的で目立ち、多くの種ができることから、子孫繁栄の縁起木として、かつての中国でもてはやされた」と、
標識には書かれていた。
カンレンボクの他、その近くで咲いて(?)いた、「パンパスグラス」と「サキシマフヨウ」も一緒に載せます。
カンレンボクの黄色い大きな実
パンパスグラス
サキシマフヨウ(2枚)