中津公園のソメイヨシノを見たら、やっぱり、もう少し沢山の桜が咲いている光景を見たくなった。
かと言って、そんなに遠出する元気はなく、行くとすれば、大阪城か大川端ぐらいかな…。
大阪城に行った人の話では、桜は見事だったけれど、とにもかくにも凄い人出だとのこと。
そこで私は、29日の午後も少し遅くなった頃、とりあえず大川の桜を見ようと、JR桜ノ宮駅に降り立った。
そして駅から、大川と桜とを同時に、しかも一番雄大に眺められる場所・「源八橋」に向かった。
源八橋の上に立った途端、私はアレッ?と思った。
それは、そこから眺める桜の量が、今までに比べてずい分少ない感じがしたからだった。
大川沿いの桜の木が弱って、花の量が減ってきたのかしら…と心配したが、よく見ると、まだ満開になっていない木が
あることが分かった。
私が見た中津の桜はもちろん、大阪城の桜も満開とのことだったので、大川の桜がまだ満開でないことはちょっと意外
だったが、川沿いは少し気温が低いので、そういうこともあるか、と納得した。
源八橋の上は割と道幅が広く、左右に、これも幅を割と広くとった歩道がつくられている。(花見の人がゆったりとお花見
できるように、という配慮からだと思う。)
私はまず、右側の歩道を歩きながら、橋の右側(方角で言えば北側)に広がる桜を眺めては、写真を撮っていった。
この写真の桜を見たら、桜が満開でないことがよくわかる。
大川にはいろんな船が行き来している。
源八橋を端っこまで来たので、私は横断歩道を渡って、反対側の歩道に移ろうとした。
そのとき、反対側の建物の一角に、ずい分歴史を感じさせる建物があるのに気づいて、カメラを向けた。
味わいのあるお店の建物
上の写真を撮ってから、私は横断歩道を渡って、源八橋の反対側の歩道に移った。
反対側の歩道からは、南方面の情景~両岸に桜が植えられた大川の広い流れと、その向こうの大阪城やビジネスパー
ク等~が望める。
ここから眺める大川と桜の情景はとてもダイナミックで、大川の桜のハイライトと言ってもいいと、私は思っている。
ただこの日は前にも書いたように、桜が満開ではなかったので、桜のダイナミックさが足りなかったのが残念だった。
写真の中央辺りに見える高いビルが、ビジネスパークの一部
右側に小さく大阪城が写っている。
上2枚の写真を見ると、桜がまだ満開でないのがよく分かる。残念!