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2006-04-22 | Weblog

「微風堂々 高効率の風車開発 潟上の会社」 
※河北新報ホームページより抜粋させていただきました。

パワーの松井型から柔軟なイチロー型へ―。
秋田県潟上市の風車設計・製作・販売会社が秋田県立大などと共同で、
プロペラの代わりに、らせん状の回転柱を使った
全く新しい発電用の風車を開発した。
風の強さによって発電量に波があった従来の風車に比べ、
弱い風も逃さずつかむことで安定した電力供給が可能という。
来年4月からの市販に向け、同県大潟村で実証実験を進めている。

開発を進めているのは「メカロ秋田」(村上信博社長)
「スクリューマグナス風車」と命名された風車は、
高さ10メートル。風車のプロペラ部分に、
らせん状の回転柱(長さ4.5メートル)が計5本取り付けられ、
内部のモーターの動力で自ら回転して風を受ける。
自転と風力の圧力差が揚力を生み出す、
野球の変化球と似た原理を応用している。

らせん状にすることで、揚力は4倍程度上昇。
その結果、従来の風車より弱い風でも安定して回転するようになり、
発電効率が向上する。
風速に合わせて内部で回転速度を調整できることから、
ほぼ通年で稼働できる。

年平均風速6メートルで計算すると、1基当たり年間
1万9000キロワットの発電が可能で、
一般家庭5、6世帯分の電力が賄えるという。

同社は2003年11月から秋田県立大、秋田高専、足利工業大、
秋田企業活性化センターなどと共同研究を
進めてきた。05年、06年度の2年間は、
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の
産業技術開発助成事業に採択されている。

同社は、この技術を日本を含め世界23カ国で特許申請している。
実証実験で耐久性向上やコストダウンなどを図った上で、
販売を開始する予定。
村上社長は「これまでと全く違うタイプの風車。安定した発電ができ、
コスト削減にもつながる」と話している。
2006年04月22日土曜日
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